1話 ページ2
『えっと…軽音部はメンバー募集中で、特にドラムとボーカル…私と一緒に歌ってくれる人を募集中です』
私は、幼なじみと同級生と一緒にステージに立っている。それも軽音部として。
帰宅部のエースを目指していた私が何故軽音部としてマイクを握っているのかというと…
ー1年前の春ー
「Aー!!一緒に軽音部はいろっ!!」
私は下校中に登下校を共にしている幼なじみの隼人に軽音部に誘われた。軽音部のメンバー募集の貼り紙を見て部活は軽音部に決めたそうだ。
『何で軽音部?楽器すきだったっけ?』
隼人は音楽は好きだった気がするけど楽器を演奏しているイメージはあまりなかった。
「モテるから!!!」
自信満々に答えてるけど…軽音部ってモテるの?
私が首を傾げている間も隼人は勧誘を続けてくる。
「お願いっ!Aって歌上手いだろ!だからボーカルとしてっ!!」
『うーん…。確かに歌うのは好きだけど人前で歌えるほどのものじゃない気がする…』
「いやっホントに上手いから!!あそこのコンビニでスイーツ奢るから!!」
数メートル先のコンビニを指してお願いと手を合わせてくる。
…隼人がこんなに頼んでるし、
『スイーツ3つなら入部する』
「のったっ!交渉成立だな!」
コンビニスイーツの誘惑には適わないよね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして私は軽音部に入部し、同級生の旬と夏来、幼なじみの隼人と共に1年間練習を重ね、新入生の歓迎会で演奏することになった。
「俺たちと一緒に青春しよーぜー!」
『いぇーい?』
幼なじみが声をあげるけど空気がちょっと冷たい。
旬も若干呆れてるし。
あっでも女の子たちがちょっとざわついてる。
よかったね隼人、さっそくモテ始めてるよ。
「えっと、それでは聴いてください」
軽音部のリーダーの言葉と共に演奏が始まった。
ーーー
ざわついていた女子たち
「Aちゃんの歌が聴ける日が来るなんて…!!」
「録画や録音はしていいのかな?」
「録音したら後でちょうだい」
「いぇーい?ってかわいいっ!!」
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メルヘン - 本当ですか!ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2019年2月21日 21時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
チモシー(プロフ) - メルヘンさん» 更新全然できてなくてすみません<(_ _)>でも続きを楽しみにしていただいてとてもうれしいですっ!!なるべく早く更新しますね!! (2019年2月21日 20時) (レス) id: 2308de6ede (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 続きがすごく気になります!早く見たいです! (2019年2月21日 6時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
チモシー(プロフ) - メルヘンさん» コメントありがとうございますっ!ハイジョ推しの方が楽しく読んでくれてうれしいです(*´∀`*)更新頑張りますねっ!! (2019年1月29日 18時) (レス) id: 2308de6ede (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます!私は夏来くんが推しです!これからも頑張ってください! (2019年1月29日 13時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかんのヘタ | 作成日時:2019年1月8日 23時