《最強逆トリップ》 5 ページ24
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零さんと共にファミレスに向かうと、コナンと赤井さんが窓側の席でコーヒーを飲んでいた。
この場所なら、さっきまでいた廃ビルに繋がる路地も見える。
俺と零さんも、それぞれ飲み物を頼み、ひとまず休憩をとることにした。
「これからどうする？」
切り出したのはコナン。
『どうするも何も…きっとここに飛ばされたのも何か意味があってのことだろうし…。その何かをクリアしないと戻れないと思う』
「さすが、経験者は落ち着いているな」
『そう言う赤井さんだって落ち着いてるじゃん…』
この人が取り乱すなんて想像できないけど。
「…その“何か”、だが…さっきの廃ビルにあった物騒なものが鍵なんじゃないか？」
「うん。僕もそう思う」
零さんの推理にコナンも頷く。
『でももう俺の昔の部下を呼んだから、鉢合わせるわけにはいかないし』
俺と鉢合わせたら混乱させるし、他の3人と鉢合わせてもあのビルにいることで不審人物だと勘違いされかねない。
「とりあえず、ここから様子を見ていよう。何か動きがあるかも知れん」
赤井さんがそう言った時、俺と零さんの飲み物が運ばれてきた。
ミルクティーを飲んで一息つく。
『……来た』
スーツ姿の2人の男が周囲を警戒しながら路地の中に入っていった。
さっき連絡をした直属の部下の山本ともう一人懐かしい部下、佐野だ。
匿名のリークの真相を確かめようと2人で先に様子を見に来たんだろう。
「…ねぇ、あの人たち」
コナンが向こうから歩いてきている6人の男に気付く。
一般人とは少し雰囲気が違うのは、長年警察をやっていれば分かる。
それは探偵も同じらしい。
「もしかして、あのアジトの――…」
「だとしたら、今中にいるAさんの部下の人たちが危ないよ」
山本たちと鉢合わせるわけにはいかないが、あいつらをここに呼んでしまったのは俺だ。
何かあったら、帰るに帰れない。
『……行く』
「…わかった」
俺の意志を察して、零さんも立ち上がった。
「俺はこのビルの屋上で待機しよう。発砲許可をくれないか？真白楓くん」
『…許可する。ただし、サイレンサーで。そして殺すな』
「了解」
まぁ、今の俺が発砲許可を出したところで…なんだけど。
どうせ事が済めば跡形もなく消える存在だ。
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澪々(プロフ) - 096さん» ありがとうございます！楽しみです！ (2022年10月11日 7時) (
レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 澪々さん» コメントとリクエストありがとうございます！本編、番外編ともに読んでいただけて嬉しいです！リクエスト承りました！お時間いただきますが書かせていただきますのでお待ちください！ (2022年10月10日 22時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
澪々(プロフ) - 初コメ失礼します。本編も番外編も、何回も読ませていただいてます！リクエスト失礼します。夢主くんが、零くんの恋人兼同僚だったら…みたいなお話読んでみたいです！できたらでいいです。階級同じで。無理言ってしまってすみません。よろしくお願いします！ (2022年10月10日 11時) (レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 瑞希さん» こちらこそ見つけていただきありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！これからも頑張ります!! (2022年9月1日 16時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
瑞希(プロフ) - 096さんの安室さんは私が想像していた安室さんそのもので、この作品を見つけられて本当に良かったと思っています。これからも頑張ってください！ (2022年8月31日 23時) (レス) id: 1e057cbbf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2022年3月13日 21時
