《紳士なんかじゃない》 1 ページ16
リクエストいただきました、
《男主が哀ちゃんの実験台となり女体化》です。
※女体化、じゃっかんのキャラ崩壊、R15気味
頭を空っぽにして読んでください。
・
『うわあああああああ!?』
朝。
俺の悲鳴で、隣で寝ていたハロが飛び起き、ベッドから落ちた。
内心ハロに謝罪をしながらもすぐに意識は自分へと戻る。
すぐにベッドから飛び降り、脱衣所へ駆け込む。
鏡を見て、自分の姿に愕然とした。
『なっ…なに、これ…』
もともと筋肉質ではない体だが、それにしても華奢で――…しなやかに伸びる手足。
そして何より…あるはずがない胸。
豊満――…とは言いがたいが、明らかに女性の胸だ。
それが、鏡に映る自分についていた。
『…………』
おそるおそる、履いていたジャージのズボンの中を覗く。
なんとなく、感触でそんな気はしていたけれど…あったはずのものがない。
それに少なからずショックを受ける中、こうなった原因を俺は思い出していた。
昨日。
エアガンのメンテナンスで阿笠邸を訪れた俺は、灰原といつもの雑談の中で、実験に協力して欲しいといわれた。
APTX4869の解毒剤を研究する過程で、予期せぬ薬が完成してしまうこともしばしば。
それが何かの役に立つかもと、実験を行うことも稀にあった。
その実験に俺を使うことが最近やたら多いのだ。
俺は元々、薬の耐性はついている方だし、もちろん、危険な薬ではないと分かっている上で灰原は俺に協力を要請してくる。
そんな彼女を信用しているし、解毒剤を作るのに協力できるのなら、と俺も断ることはほぼなかった。
大体の実験は、特に何の効果もなく、体にも害はない。
だが――今回は違ったようだ。
《あら、そんなことになったのね》
すぐに電話で灰原に助けを求めると、冷静な声が返ってきた。
『これ、大丈夫?元に戻る?』
《大丈夫よ。薬の効果は症状が出始めてから大体24時間。明日の朝には戻っているはずよ》
それならいいが…一生この体はきつい…。
《詳しくその体を診察したいところだけど、今日は子供たちとキャンプなのよ。だから、あとでちゃんと詳しく症状を教えてちょうだい。それじゃ、もう行くから》
『え、ちょ…っ』
容赦なく、電話は切られた。
薄情者め…、誰のせいで――…。
・
《紳士なんかじゃない》 2→←IFストーリー《黒に堕ちる》 3
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096 - EATMEさん» コメントとリクエストありがとうございます!承りました!更新まで少々お待ちください!頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2019年11月23日 15時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
EATME(プロフ) - リクエストお願いしたいのですが、逆トリップ(?)の回を見て思ったもので、赤井さん、降谷さん、コナンくんが黒瀬さんと涼さんの徹夜続きでテンションがおかしい事になってる職場に来てしまった的なのを見たいなと思ってます。無理のないようにこれからも頑張って下さい (2019年11月23日 13時) (レス) id: 01c293bda8 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 裕さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました!書いていて楽しいお題でした!二人の子供だと、零さんの遺伝子の方が強そうですね(笑) (2019年11月22日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 花蛸花さん» こんにちは!コメントとお気遣いありがとうございます!リクエスト承りました!少々お待ちください。これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年11月22日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - わああ!ありがとうございます!ごちそうさまです!二人も可愛いし、哀ちゃんや梓さんも可愛いかったです! 幼児化黒瀬さんが褐色のファンデーションをしたら、まさに降谷さんと黒瀬さんの子供に\(//∇//)\ (2019年11月22日 7時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2019年9月21日 16時