【銀魂×鋼の錬金術師】気づいたらやばい所にいたんだけどここ何処 (ページ3)

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第1話ページ3

「……。」

いや何この状況。

「君、身体の調子は大丈夫かい？」

「へっ、あっ、はい。」

ゴリラ()みたいな人凄い落ち込んで隅っこに行っちゃった。

「君またゴリラって！！もう俺そんなにゴリラ！？ねぇトシィ！！！」

「知るか。」

「あんた見ない顔でさァ、それに顔つきからしてお前こっちじゃねぇな。」

「まさか天人？」

「あまん、と……？」

「おっと天人も知らねぇのか。」

待て待て待て待て待て待て整理させてっ……！？

「え、えっと、ここはどこですか、あと、あの、私はどこに居ましたか！？」

「あ？ここは"真選組"の屯所の中だ。そしてお前は屯所の前にぶっ倒れてた。」

「……は？しんせんぐみ？とんしょ？」

なにそれ聞いたことない言葉ばっかり、何処？

「アメストリスじゃない……？」

「それはどこでさァ、聞いたことない場所だ。」

「えっ……？」

聞いたことない、場所……？

まって、したらここはほんとにどこだと言うの？

「……ロイ、兄。ロイ兄が居たはず！！エドワード君も、アルフォンス君もホークアイ中尉も！！！ねぇ貴方達がやったの！？」

「……？誰だそいつら、そんなヤツら居ないぞ。」

「そん、なの、嘘っ。嘘！！！！！だって、だって……！」

居たもの、私を引っ張りだそうと手を出していたロイ兄が居たんだもん。

「…………居ない者は居ないんだよお嬢ちゃん。君、天人でも無ければ他国の者かも知れないね。」

「近藤さん、しかしそうなるとこいつは……。」

「あぁ、不法侵入者になってしまう。でも彼女は気づいたら"ここにいた"なんだ、そんなんで不法侵入者扱いされてしかも捕まっちゃうってしんどいだろ？だったら俺達としばらく一緒に居ればいい。」

すごいトントン拍子……。

「はぁ！？近藤さんそれは冗談だよな。」

「冗談じゃないぞトシ、…なぁお嬢ちゃん、君がそれでも構わないって言うなら協力する、ただ条件がある。」

「……条件？」

「あぁ、君がもしここに居ることになるということは少しでも力になって欲しいこと、そして君のことを知りたい、という事だ。トシ達もいいだろ？」

「………あぁ。。」

「俺はいいですぜィ。」

「良し、これから宜しくな。俺はこの真選組局長の近藤勇だ！ゴリラじゃないからなお嬢ちゃん。君は？」

「A・マスタング。」

「……どれが名前でどれが苗字？」

「ｴｯ、えと、Aが名前で、マスタングが苗字で、す。」

……大丈夫、かな。