Episode.7 ページ10
「Aから許可もらったぞ!フランシス!!」
『いちいちそんなんで電話してこないでよ。んで、何時になったの?』
「来週の日曜日。」
『もうがっつり狙ってるじゃないの、Aちゃんと写真撮りなさいよ〜。』
「なんでそうなるんだ!俺はただあいつと一緒にお茶するだけだ、ゆっくりと話したいからな。」
『……ふーん?まぁ、お兄さんは止めないけど、Aちゃんの護衛さんがうるさいんじゃない?』
「護衛?」
『ほら、あの子に2人怖〜いお兄さんが居るじゃない。』
「…………忘れてた。」
そうだ、あいつにはプロイセンとドイツが居たんだ。でもAはちゃんと大丈夫って言ってくれたし、大丈夫だろ。多分。
「多分大丈夫だ、何かあったら俺の魔法で吹っ飛ばせるしな!」
『はいはい痛いやつ乙。』
「う、うるせぇ!」
『ま、楽しみなよ。あんたが紳士なら、ちゃんとレディーを引っ張るのね。Aちゃん多分男慣れしてないと思うから。』
「……わーってるよ。」
『ならいいけど、…あっ、ごめんアーサー、ちょっと呼ばれてるから切るぞ。』
「あ、あぁ、わかった、じゃーな。」
『いい報告あったら教えてなー、悪い報告も。』
ピッ
「こいつ楽しんでるな〜……。」
まぁ、いっか。
「Aはどんな紅茶が好きなんだろうか、何がいいんだうな。無難にアールグレイが美味しい喫茶店に連れていくか?」
あいつ本とか好きだったよな、どういうのがいいんだろ。
「楽しみだな、A。」
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悪友寄りの世界領 - 芋兄弟の妹…めっちゃいいです!面白かったです。更新頑張ってください! (2022年3月4日 18時) (レス) @page7 id: 8032fbc3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いせえび | 作者ホームページ:http://iseebi_111
作成日時:2022年2月27日 23時