儚い願い (ページ44)

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壱馬さんと住む家が決まって

引越し作業に取り掛かろうかなぁとか考えてる時

机の上に置いてあったスマホが揺れた

" 壱馬 "

を示してた。いや、どうしたんだろうしか出てこない

だって多分この昼間は仕事だし、

『もしもし、？』

「こんにちは、北人です」

『はぁ、え、？』

「いや、今壱馬さんのスマホ奪ってて、」

後ろから聞こえる壱馬さんのかえせーーって言ってる声

それにメンバーさんの笑い声

楽屋楽しそうだなーって思いつつ、

「今日メンバーでご飯行くんだけど来ない？？」

『私なんかがいいんですか、？いや、行きません』

壱馬「ほらな笑」

めっちゃ壱馬が笑ってるの聞こえる

それに戸惑う北人さん

北「いいから！！強制！！」

『いや、あの！！』

北「壱馬後で送っといて、場所」

『いや、だから！！行かないですよ？』

壱馬「いいよ、大丈夫笑」

あーー、ほんとにこれだから

ランペの皆さんは私に会うのはいいかと思いますが

危機感を少し持った方がいいと言うか、笑

『分かりました。』

北「来てくれるってーー！！！」

その一言で楽屋が一段とうるさくなったのがわかった

あーーもーー、ほんと行きたくない。