私、ATMなんで。33 (ページ38)

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XU「ただい "ドンッ"

ゔぐ…ッ！！」

『しうちゃんっ！』

"ギューーーッ"

XU「っ、おい！部屋にくらい入らせろって！靴！靴まだ脱げてない！」

『ゔぅ～っ、じうぢゃんのバカぁ～～！』

XU「じうぢゃんって誰だよ……A、顔上げて。」

『ん"……』

XU「目赤い…ずっと泣いてたのか？写真見た？」

『見だ…』

XU「それで泣いてんの？なら、仕返しは成功だな。」

『ゔぅ～っ……ギョンスだけ？他に女と、デートしてない…っ？』

XU「してねーよ。ギョンスと飯食っただけ。まっすぐ帰ってきたよ。」

『じゃあもう、浮気おしまい…？もうしない…っ？』

XU「それはお前次第だろ～。お前が浮気したら、俺もまたする。次こそ女の子かもな～」

『っ、嫌だぁ～～！ゔぇーーん！』

XU「じゃ、お前も大人しくしてな。ほら～、もう泣くなって～。そんなに嫌だった？ギョンスでも駄目？」

『そうじゃっ、なくて…っ！ギョンスも嫌だけどぉ～っ！不安だったのぉ～っ！このまましうちゃんが帰って来なかったらってっ、…ホテルにしけ込んで朝帰りだったらどうしようってぇ～～ッ！！』

XU「しけ込んでって…」

『よがっだ～っ！じうぢゃんが帰って来だ～！』

XU「……俺、お前と住み始めてから仕事以外で朝帰りなんてしたことないだろ？飲みに行く時はちゃんと伝えてるし、遅くなってもちゃんと帰って来てる。」

『グスっ……私と住み始める前は朝帰りしてたの？』

XU「……してないよ？」

『……ギョンスとも、ホテル行ってない？』

XU「アホか。」

『ほんとに…？本当にしけ込んでない？しうちゃん、まだ童貞？』

XU「………。」

『しうちゃん？まさか…っ！』

XU「ッ、そうっ！童貞童貞！！」

『ハァ～～っ、良かった～～』

XU「………。」

『もう、こんな思いするの嫌だ…しうちゃんが浮気してる間、生きた心地しなかった…』

XU「……俺だって同じだよ。」

『お兄ちゃんも、このくらい嫌だった…？』

XU「嫌に決まってる。」

『………ごめん、…なさい…っ！ゔぇ～～～～ん！！』

XU「あーあーあー、泣くなってば～」

"ゴシゴシっ"

『ん"～』

XU「昨日からそんなに泣いて、脱水症状になるぞ？いい加減涙も枯れるだろ。」