私、ATMなんで。33 (ページ2)

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XU「ははっ！冗談だろ！妹は一般人だから、顔出しはNGなんです～。」

『もう…』

XU「怒るなよ～。今僕達は、何をしてますか？」

『ドライブです。』

XU「そうです～。少し時間ができたので、久しぶりにドライブをしています。これからどこに行きましょうか～？」

『………みんなに決めてもらう？』

XU「お、いいな。みなさん～、今から僕達の行き先を決めてください～。ソウル市内でね。A、コメント読んで。」

『うん………ご飯は食べた？って』

XU「まだです。お腹空いた……お前は？」

『空いた！』

XU「じゃあまずは腹ごしらえだ。」

『やったッ』

XU「みんなは何食べた～？」

『…………チゲ、パスタ、チヂミ、…焼肉！』

XU「焼肉～、いいですね～」

『いいなぁ…』

XU「……焼肉食いたいの？」

『………うん』

XU「じゃあ焼肉行こっか。」

『うんっ！』

XU「焼肉なら近くに美味いところあるからそこに行こ。焼肉の後は？」

『みんな、ドライブにおすすめの場所教えてくれてるけど、どこに行くかは言っちゃダメだよって。ペンが押し寄せるからって。』

XU「はははっ！みんなまで来ちゃうんですか？や～、せっかくの兄妹デートを邪魔されると、うちのAちゃんが怒りますよ～。」

『何言ってんのっ！/////』

XU「だってほんとのことじゃん。違う？」

『っ、…そうかも、だけど…』

XU「フハッ！うちの妹は嫉妬深いので困ります。」

『………困るの？ほんとに？嫌だ？』

XU「…………嫌ではないけど。」

『ブッ！』

XU「何言わせてんだよバカ。」

『あははっ！』

XU「ったく……ほら、ちゃんとコメント読んで教えて。」

『はい！えっと～、…ドライブで聞く曲は？』

XU「曲は～……車に置いてあるCDは、僕の曲しかありません。全部こいつが持ってきた物です。もういっぱいで、他のCDが置けません…」

『お兄ちゃんの曲だけでいいよ。』

XU「俺の車なのに……僕一人の時は、プレーヤーを繋げていろいろ聞きますよ。EXOの曲も聞いてる！お前もEXO聞いてる？」

『聞いてない。』

XU「ちょっとは聞いてやれよ……BGM、何か流して。音小さくな。」