私、ATMなんで。33 (ページ1)

今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:148,180 hit

1565 ページ1

・
・
・
・

"ブーーーーーン…"

"⏺LIVE"

XU「………もう撮ってんの？」

『うん』

XU「みなさーん、こんばんわー」

『あ、ちょっと待ってちょっと待って！まだそんなにいっぱい見てないからっ』

XU「いいよ、どうせすぐ終わるんだから。」

『だったら尚更だよ！見逃したら可哀想でしょ！」

XU「今何人くらい見てんの？」

『まだ5千人くらい。』

XU「5千人？十分だろ」

『まだまだ増えるよ！お兄ちゃん、運転姿かっこいいってコメント来てる。』

XU「見せて」

『危ないからだめ！ちゃんと前向いて運転して！私がちゃんと撮ってるからねっ』

XU「今さらだけど、俺運転してるだけなのにこれみんな楽しいの？」

『楽しいに決まってる！！運転中のしうちゃん、しかも助手席からの眺めだなんて、全シウペンが待ち望んでいた光景だよ！！』

XU「へ～……今何人？もう話していい？」

『うん！一万人超えた！』

XU「ほえ～。みなさーん、こんばんはー」

『こんばんはー(小声』

XU「急に配信を始めて、びっくりしたでしょ？みなさんを驚かせたくて、ちょっと慣れないことをしてみました。喜んでくれてますか？」

『嬉しいですっ(小声』

XU「………お前も一緒にしてるんだから、みんなに挨拶しな。」

『え…顔出したくない…』

XU「そのままでいいから。声だけで挨拶。助手席から僕を撮ってるあなたは誰ですか？」

『………こんばんは、妹のAです。兄がいつもお世話になっています…。』

XU「よくできました～。この放送は、僕と妹の二人でお送りしています～。僕のペンなら、妹のことはよ～く知ってるでしょ？」

『………』

XU「コメント来てる？」

『うん。みんな知ってるって…顔見せてって…。」

XU「顔は残念ながらお見せできません～。何故なら彼女は今すっぴんだからです。」

『っ、不細工ってこと！？』

XU「ハハッ！違うでしょ～。すっぴんも可愛いよ。可愛いから、僕以外にはお見せできません～」

『ッ…//////』

XU「今は照れて真っ赤だからお見せできません～」

『お兄ちゃんっ！/////』