私、ATMなんで。33 (ページ4)

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"キーンコーンカーンコーン…"

SE「………。」

女生徒A「ちょっとねぇ！あれってセフン先輩じゃない！？」

女生徒B「えっ！？セフンって、EXOの！？どこどこ！」

女生徒A「あそこ！グランド見つめてる黒いジャケットの！」

女生徒B「……わぁ、まじだ！オセフン！私学校で初めて見たんだけど！でもなんでセフン先輩がここに？先輩って、先月卒業したよね？」

女生徒A「ほら、卒業式も欠席だったじゃん。なんか手続きとかに来たんじゃない？」

女生徒B「あ～。私らまじでラッキーじゃん！！見てよあの顔面！スタイルも良過ぎでしょ！やっぱりEXOは次元が違うわ～。」

女生徒A「この間まで私達と同じ高校生だったなんて考えられない。グランドを見つめるあの眼差し……かっこいい～！何考えてるんだろ！」

女生徒B「きっと、青春の日々を思い出してるのよ…」

女生徒A「立ってるだけで絵になるわ～」

SE「………(あ～、あとちょっとなのに。あとちょっとでパンツ見えるのに。仕方ない、ようやく僕の能力を発揮する時が来たようだ……風よ～、吹け！！グランドにいる全女子のスカートをなびかせろ！えいっ！えいっ！えーいっ『終わった？』

っ、ヌナ！ヌナがお迎えに来てくれたの～？ゴリマネが来るって聞いてたのに～！」

『昼飯買うついでに抜けて来た。現場の弁当飽きたからな。終わったのか？ちゃんとできた？』

SE「できたよ～。じゃーん！卒業証書～。僕も無事に卒業できました！」

『…………ごめんな。』