私、ATMなんで。28 (ページ37)

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『それは大丈夫だよっ！もう反省してるみたいだし！今日もね、コーラの差し入れ持ってきてくれたんだよ！いつまでも気にしなくていいのにねー？』

ゴリ「脅しといてよく言うぜ(小声」

『チッ……良いからお前はしっかりカメラ回してろ！基本しうちゃんアップな。私と並んでる時は引きめで撮れよ。』

ゴリ「EXOの為じゃなかったのかよ！！」

『は？何のこと？』

ゴリ「っ、……ハァ。もういいもういい、リハ出るなら早く行け。あいつらはもうウォーミングアップしてるから。」

先生「Aこれ、チェンの名札首からかけとけ。」

『うぃ～』

マネ「シウミンも、そろそろ行くぞ。」

XU「はーい。A、頑張ろうな。」

『うんっ！お兄ちゃんとまた一緒のステージに立てるの、嬉しい！！』

XU「……ん。俺も嬉しい。」

『あ、お兄ちゃんリハ中は上着着て！野外ステージだから寒いよ！』

XU「え～、踊ってたらすぐ汗かくし……それに、上着は車に置いてきちゃった。」

『そんなこともあるだろうと……じゃーん！お兄ちゃんのウィンドブレーカーを持って来ていまーす！』

XU「えっ！家から持ってきたの？」

『うん！他にも、お兄ちゃんの好きなのど飴と、お兄ちゃんの好きなスポーツドリンクとかは常備してて…あ、あと！チリ一つ許さない潔癖なお兄ちゃんがどこにいてもストレスが堪らないように、コンパクトな卓上掃除機も用意してるよ！じゃーん！』

XU「えー！何これ小っさ！これが掃除機？ちゃんと吸えんの？」

『ダ◯ソンもびっくりの吸引力！』

XU「すげーすげー！ちょっとやってみよ～」

マネ「こーら！もう時間だってば。」

XU「え～…」

ゴリ「お前も、さすがに掃除機はやり過ぎだろ…もしかしてそのでっかいカバンの中は、ほぼシウミンの物で埋め尽くされてるわけ？」

『当然！私、マネージャーだからな。』

ゴリ「EXOのな！？そのカバンを毎回毎回持たされてる俺やチャニョルの気持ちを考えたことあるか！？」

『あるわけない。』

ゴリ「だろうな。」

『さっ、しうちゃん上着着てね！風邪でも引いたら大変だよ！ただでさえジョンデちゃんの熱が移る可能性があるんだから…』

XU「わかった、ありがとな。」

マネ「やっぱり面倒見てもらってんじゃねーか…」

先生「にしたって過保護過ぎる。」

XU「Aも風邪には気をつけるんだよ？」

『私はあと3年は大丈夫！』

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