私、ATMなんで。27 (ページ4)

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XU「ボールペン型って、それ…？」

CY「えっ、あれがカメラ！？」

『ねぇどこ！？どこで買ったの！！』

配達員「あ、いやっ、…これは、僕が作って…」

『手作りっ！？』

CY「ほえ～、器用なんだね～」

BK「だね～、…じゃねーよ！！」

配達員「こういう既製品も売ってるけど、僕はカメラの性能にこだわりたかったから…」

警察「それで今までのストーカー写真を……それは証拠として押収して『ちょうだいっ！！！』

はぁ～！？」

XU「バッカお前っ…本物のバカ！！」

『ねぇ！それちょうだい！！』

配達員「えっとっ、……僕はもちろんあげてもいいんだけど…」

警察「いけません！！これは立派な証拠品ですよ！？」

『証拠ならこいつの部屋にもいっぱいあるだろ！！こいつの部屋、一面私の写真だらけらしいぞ。それだけあれば十分でしょ！だからちょーだい！！私ならもっと上手に使うからっ！使いこなしてみせるからっ！！』

XU「いい加減にしろ！」

"バチコン！"

『イテっ！！』

XU「まったくお前は……俺だってお前をストーカーで訴えるぞっ？！」

『えっ、私がストーカー！？なんで！？違うよ！私をこんな奴と一緒にしないでよ！！それに、私達は愛し合ってるんだよ？愛してるんだから写真くらい当然でしょ！？』

BK「言ってること変態野郎と一緒じゃねーかッ！！」

CY「ストーカーと同じ思考回路…」

XU「ハァ～っ……すみません、早く連れてってください。」

警察「は、はい……行くぞ！」

『あっ、待って待って！本当にくれないの！？ねぇお願い！！お金なら出すからぁーーー！！』

XU「馬鹿だ。」

CY「本当に。」

BK「どうしようもねぇ。」

『でも好きなくせに。』

XU.CY.BK「「「………。」」」

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