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CY「うそうそっ！技かけられちゃうよ！」
『……よかった、捕まって…ッ』
CY「Aっ…」
"ぎゅッ"
『っ、……』
CY「怖かったね…もう、大丈夫だからね…」
『うん…っ』
BK「守ったのは俺だっつーの。」
『っ！！』
CY「ベク！」
BK「離れろノッポ。」
CY「え〜、ヤダ〜！」
『っ、離せ！//////』
"ドン！"
CY「わわっ」
『あいつはっ？逃げたのか！？』
BK「まさか。通りかかったヨンミニヒョン達に引き渡した。警備員さんも来てくれたし、警察も呼んだからすぐに来る。Aも話聞かせろって。戻るぞ。」
『うん……なぁ、お前本当に平気か？体、辛くないか？変な薬嗅がされて…病院行った方がいいんじゃ…っ』
CY「薬！？ベクっ、大丈夫なの！？」
BK「だーいじょーぶだって！大したことない。それより、…もう名前で呼んでくんねーの？」
『ッ！？//////』
CY「っ、……」
BK「さっきはそれどころじゃなかったけど……Aに名前で呼んでもらうの久しぶりだな！ベッキョナって、また呼んでよ…ベクでもいいけど？」
『うるさいっ！呼ばない！』
BK「えーっ、なんでだよ〜！そんなに恥ずかしい？名前呼ぶだけなのに？」
『はぁ〜！？名前呼ぶくらい恥ずかしくないし！////』
BK「じゃあ呼んでよ。ほら、さっきみたいに、ベッキョナぁ〜♡って。言ってみ？」
CY「ナぁ〜っ？！」
『そんなアホみたいな言い方してないっ！/////』
BK「俺にはそう聞こえた〜！必死に俺を求めるA、可愛かったなぁ〜。」
CY「んなっ…？！」
『〜〜っ、求めてねぇ！！//////』
BK「ふ〜ん？そんなこと言うんだ。俺は薬まで嗅がされて？それでも必死にAを守ったのに？そんなこと言うんだ？」
『っ、……』
BK「俺がいて良かった？」
『………うん。』
BK「……俺も、側にいられて良かった。ほんと、良かった…ッ」
"ギュウッ"
『ッッッ///////』
CY「ぎゃああああああっ！！」
BK「Aを、守れて良かった…っ」
『………今ごろ震えてんのかよ。』
BK「震えてねーし。震えてるとしたらそれはあれだ。嗅がされた薬の副作用だ。うん、きっとそうだな。」
『………今度、合気道教えて。』
BK「は？お前に？」
『うん…自分の身は自分で守れるようになりたい。』
BK「教えるのはいいけど……必要ねーよ。お前を守るのは、これからも俺だろ？」
CY「違うし俺だし！！」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2018年5月21日 1時
