私、ATMなんで。26 (ページ26)

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XU「ばーか。こんな時まで他人の事気遣ってんじゃねーよ。お前の無事が最優先だ。お願いだから言うこと聞いて…もしAに何かあったら、……俺、そいつの事殺しちゃうよ？」

『ッ、………お兄ちゃんの手は煩わせないよ。ヤルなら、私がヤル。』

XU「ハハッ、そうだよな。お前がただ黙ってなんていないよな。」

『当然っ！！この私が泣き寝入りなんてありえな XU「A。」

っ、…なに？』

XU「言ったろ？もう泣かせないよ。」

『ッ、……』

XU「お前はただ、俺に守られてればいいんだよ。」

『お兄ちゃん…』

XU「うちの姫は何かとトラブルに巻き込まれるから、王子はほんと大変だな～」

『王子……私の、ミンソク王子様…ッ？』

XU「そ。Aだけの王子様～。」

『～～っ、…好き！！！///////』

XU「にゃは～。俺も好き～」

『好き！大好き！！しうちゃんさえいれば、怖いものなんて何もないっ！！』

XU「そうだろうそうだろう。でも、…王子は俺だけじゃないよ。」

『へ…？』

XU「すっげー癪だけど……俺がいない時は守ってもらって。あいつらに……7人の王子に？」

『っ！！！………あいつらなんて、私より弱っちぃよ。私の王子はしうちゃんだけだもん…』

XU「はは！それでも、俺がいない時はあいつらの側にいて。何かあったら、絶対お前を守ってくれるから……ほんと癪だけど。」

『………』

XU「今回だけは、あいつらに近づく事を許可してやる。この件が片付くまでだぞ？宿舎に入るのは引き続き禁止！いいな？」

『………はい。』

XU「忘れんなよ。あいつらがAの王子でも、Aは俺だけのお姫様だから。」

『ッ！！////////……しうちゃ～ん、かっこ良すぎるよぉ…』

XU「そうだろうそうだろう。」

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