私、ATMなんで。25 (ページ44)

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『いいのか？この兄貴に興味持っても。』

CY.BK「「っ、駄目！！！」」

ヒョヌ「ハハハ！あ～、やっぱり幸せだな。好きな子が目の前で美味しそうに弟の作ったご飯を食べてるなんてね！」

BK「はぁ！？見てんじゃねーよ！！」

CY「そうだよっ！ご飯を口いっぱいに頬張るAはハムスターにも勝る可愛さなんだから！見ないでよ！！」

ヒョヌ「Aちゃん美味しい？Aちゃんなら、毎日でも食べに来てくれていいからね～。な、ホンギ。」

ホンギ「うん！」

BK「っ、A帰るぞ！！」

CY「危険！この兄弟は危険だよ！！」

『はぁ？まだ食べてるだろ！それに、この後もまだまだゲームするんだ！今日はしうちゃん遅いからな。帰るならお前らだけで帰れ！あ、ゲームは置いていけよ。』

ヒョヌ「あ、もう帰るの？気を付けてね。」

ホンギ「ヒョン達またね！」

CY.BK「「～～っ、帰らない！！！」

ヒョヌ.ホンギ「「ハハハ！」」

『モグモグモグモグっ…ゴックン。このホイコーローうめぇ～。これはエビチリも期待できるな。お前将来店でも出せば？行ってやるからタダにしろよ。』

ホンギ「えっ！？お店！？」

ヒョヌ「お～、いいじゃんそれ。ヒョンもタダにしてくれよ～」

CY「確かに！ホンギにぴったりだよ！こんなに上手なんだもん！」

BK「お料理アイドルも捨てがたいが…イケメンシェフの店ってのも金の匂いがするな！EXO御用達ってことで宣伝してやるよ！」

ヒョヌ「サイン飾らせてもらえ～」

ホンギ「えっ、いやいやそんな！僕なんてまだまだ全然…それに、お店出すなんてそれこそお金がかかるよ…」

ヒョヌ「金はかかるな～」

CY「確かに…うちも母さんが飲食店してるんだけど、当時は出費が～ってよく言ってた気がする…」

ホンギ「……ねぇヒョン、やっぱりバイトしちゃ駄目かな？」

ヒョヌ「え？ほんとにお店したくなったの？」

ホンギ「違う違う！それはまぁ、できたら良いなぁとはちょっと思うけど、そうじゃなくて…自分のお小遣いくらいは自分でなんとかしたい…」

ヒョヌ「お小遣い足りない？高校生になってアップしてやったろ？でも、それもほとんど貯金に回してるじゃん。欲しい物でもあるのか？」

ホンギ「………」

CY「あ、あるんだ。」

BK「なんだよ～、言えない物か？わかるわかる。思春期だもんな～、兄貴には、ましてや女の前では言えねぇよな？」

ホンギ「そんなんじゃないよっ！！」

『あ、わかった。』