私、ATMなんで。25 (ページ34)

今日:10 hit、昨日:6 hit、合計:221,388 hit

1204 ページ34

ゴリ「俺も被害者の一人だからさ…。兄ちゃん兄ちゃんばっかり言って変な奴だけど、それでもブレないあいつの愛っていうのは、すげーなって思う……ま！俺から言わせればどいつもこいつも愛だの恋だの、ガキが語ってんじゃねーよって話だけどな！恋愛は自由だよ。でも、EXOも君達も、アイドルとしてまだまだこれからでしょ？今は仕事に専念するのも悪くないんじゃない？Aも言ってたけど、大事なものさえ見失わなければ、いつかわかると思うよ？」

リリィ「っ、偉そうなこと言わないでよ！！あんたみたいなブスに、私の何がわかるのよ！！」

リリマネ「チェヨンちゃんっ！！」

ゴリ「あ～、だよな。俺なんかが語るなって話だよな……でも、そういうところがガキだって言ってんだよ。」

リリィ「っ！！……」

ゴリ「相手のことを何も考えない、常に自分が一番正しくて愛されて当たり前だと思ってる……可哀想な子だな。」

リリィ「なっ…！？」

ゴリ「君見てると、あのじゃじゃ馬が可愛く見えてくるから不思議だよ。人を好きになるって楽しいことばかりじゃないし、自分の思い通りにならないことばかりだよ？あいつは確かに周りを巻き込んではギャーギャー言ってるけどさ…あいつなりに苦しんで、それでも守りたくて必死にもがいてるよ。まぁ、相手が兄貴ってのは今は置いといて……俺だって誇れるような恋愛をしてるわけじゃないけど…でも、君が間違ってることだけはわかる。思い通りにいかない自分の恋愛を他人のせいにする奴なんかに、あいつらに近付いて欲しくない。」

リリィ「っ、……」

ゴリ「まぁ、これからわかるんじゃない？君の事を大好きだって言ってくれる存在は、ちゃんと近くにいるわけだし。好きだから何でもしてあげたいって、凄く立派な覚悟だよ。今回はちょっと間違っちゃったけどさ…君はそのままリリィさんを支えてあげたらいいと思うよ。次は間違えないようにな！」

リリマネ「っ、…はい。」

リリィ「………」