私、ATMなんで。25 (ページ30)

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『キモくてけっこう。ここまでの関係を築くのに、私がどれだけの努力をしてきたか……ポッと出のブスが簡単に奪えるほど、生半可な恋愛してねーんだよ！！』

ゴリ「れんあい？」

『だいたいてめぇ、しうちゃんが駄目なら次はチャニョルって？しうちゃんを好きになっといて次がこの犬？いくら自分の身の程を知ったからって、よくもそんなにレベル落とせるな！意味わかんねぇ！』

CY「っ、…A酷い…」

『そもそも！お前別にしうちゃんを好きなわけじゃねーだろ。どうせ、イケメンなら誰でもいいんだろ？』

リリィ「そうよ？悪い？私が選んであげてるんだから光栄でしょ？それなのに、そっちの糞ノッポもAAって…ッ！！」

CY「クソ…っ！？酷い…」

『今までの男がどれだけお前に尻尾振ってきたか知らねーけどな、しうちゃんが……こいつらが、お前になびく事は一生ねぇよ。だってこいつらは……私のだから。』

CY.BK「「っ！！」」

『こいつらが尻尾振るのは私にだけだ。人のもんに手出してんじゃーねよ。』

リリィ「やっぱりそうなんじゃない！！お兄ちゃんっ子演じといて、寄って来る男はちゃっかりキープって！？やる事やってるくせに、偉そうなこと言ってんじゃないわよ！！」

『はぁ～？私が手を出したいのも私に手を出していいのも、しうちゃんだけに決まってるだろ。だけどこいつらは、…こいつらの事は、私が守るって決めたんだ……だから、お前なんかには渡さない。』

リリィ「っ、…」

CY「A……俺らだって、Aを守るよ。」

BK「俺らは好きでこいつの側にいるんだ。あいにく、女見る目だけはあるんでね。」

ゴリ「え、そうか？」

『大事にしなきゃいけないものが何のかもわかってないお前なんかに、私の大事なものは譲らない。私は何されたっていいよ。お前が気が済むまで、これからも嫌がらせを続ければいい。でも、お前の思い通りになんてならない。お前なんか、…誰も愛さない。』

リリィ「っ！！！……いいわ。だったらこれからも、お望み通り傷めつけてやる！！お前達が私に屈するまでっ、地獄を味合わせてやるんだから…ッ！！」