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『いや、うん…なんでもない。ありがとう…助かった…』
ゴリ「あ、うん…良かった。俺、空気読めてないのかと思った…」
『読めてはないよね。』
ゴリ「え？…あ！あいつらに知らせないと！」
『あいつらって…』
ゴリ「チャンベクだよチャンベク！あいつら、リハの時間だっつぅのにお前の事探し回ってんだよ！電話してリハに向かわせないと……おいお前達！そこを動くなよ？！なんでこんな事したのか、事情をじっくり聞かせてもらうからな！！」
リリマネ「は、はい！ごめんなさいっ…」
リリィ「………」
ゴリ「………あっ、もしもしベク？A見つかったぞ！なんとか無事だ！だからお前達はリハにっ……え？あぁ、7階の空き部屋にっ、…おい！来なくていいからな！？話つけたらすぐにAを連れてそっち向かうから！お前達は先にっ、……くそ！切りやがった！」
『ったく…』
"…ダダダダダダダダダッ、バン！"
CY.BK「「Aっ！！」」
『………』
ゴリ「お前らなぁ…」
BK「A大丈夫か！？いったい何されたんだ！！」
CY「Aっ、ごめんね！俺っ、Aを一人にしてっ、…ごめんッ！！」
『別に……もう平気。ゴリラが助けてくれた…まさかのゴリラが。』
BK「っ、……ヒョン！！」
ゴリ「なっ、なんだよ…」
CY「なんでヒョンなんだよ！！ここは俺かベクのどちらかが駆け付けてっ、Aのピンチを救うところでしょ！？王子様のごとく現れた俺にっ、Aがときめいちゃうところでしょ！？なんでだよ！最後までベタに行こうよっ！！」
ゴリ「ベタってなんだよ……仕方ないだろ！？お前らが遅いからだろうが！！」
BK「ないわ〜、ヒョンこれはないわ〜」
ゴリ「っ、…お前らな〜ッ！俺が来なかったらっ、Aは今ごろ大変な目に遭ってたんだぞ！！」
『っ、……』
CY「大変な目って…？」
BK「A、こいつらに何かされたのか…？」
『……別に？』
リリィ「フッ、さっきまで泣いて喚いてたくせに。チャニョルぅ〜って、助け求めてたじゃない！」
CY「えっ！？」
BK「っ、……」
『泣いてなんかねぇよ！呼んでもねぇ！』
CY「……助け求めるほどの事を、されたってこと…？」
『だから！別に大したことはっ、
ゴリ「男に馬乗りにされて大したことないって？」
っ、……余計な事言ってんじゃねーよ。』
CY「はっ？馬乗りにって…」
BK「っ、てめぇッ！」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2018年4月10日 2時
