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XU「zzz…」
『可愛い寝顔……ほんとに真っ白だな……キレイ…』
"なでなで…"
XU「ン、……A…？」
『……ただいま。』
XU「ン〜………おいで、早くはいりな…」
『うん…』
XU「おかえり……なんじ…？」
『1時。毎日起こしてごめんなさい…』
XU「一人で寝られるよりいい……遅くまでえらいね、今日も一日おつかれさま…」
"ぎゅ…"
『っ、……お兄ちゃんもお疲れ様。おやすみなさい…』
XU「………さっき、ギョンスから電話あった。」
『ッ！……』
XU「俺に言わなきゃいけないこと、あるでしょ？」
『…………』
XU「A」
『……ギョンスが大袈裟なだけだよ。別に何も……全部嘘ってわかってるし、あの女に何言われても、私は平気だよ…』
XU「あの女って、…リリィ？」
『えっ………ギョンスに聞いたんじゃないの…？』
XU「ギョンスは何も言ってない。何か言いたそうにはしてたけど。」
『っ！！……騙したんだ…』
XU「騙してるのはお前だろ？ギョンスが話あるって言った時から、だいたい予想はついてた。お前がギョンスに口止めしたんだろ？」
『………』
XU「嫌がらせされてる事、なんでもっと早く言わないの？」
『嫌がらせって……本当に、別にそこまでじゃないんだよ……悪口とか、そういうの言われてるわけじゃなくて…っ』
XU「何言われたの？」
『……言いたくない』
XU「俺のこと？」
『………』
XU「ハァ……もう大丈夫だから。もう二度とAに近付かないよう、俺が『ヤダ！！』
っ、…は？何が嫌なんだよ…」
『お兄ちゃんは何もしなくていい！もうあの女に近付かないでっ！！』
XU「………」
『あいつ、チャニョルを好きって言ってるけど、たぶんまだしうちゃんのことも好きなんだと思う……だから、しうちゃんにはもう、あの女とは関わって欲しくないっ。私のことは自分でなんとかする。だから、しうちゃんは何もしないで…しうちゃんを、あの女に会わせたくないの！お願い…っ』
XU「A…」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2018年4月10日 2時
