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『あの、荷物を兄とダニエルさんのお部屋に置いてきてしまって…取りに行ってもいいですか？』
DA「もちろん〜」
『ついでにお手洗いもお借りします…それであの、マイクを…』
スタッフ「あ、はい！外してもらって大丈夫です！」
DA「僕も行っておいていいですか？」
スタッフ「じゃあ、二人ともマイクお預かりしますね。バッテリー交換しておくので！」
DA「はーい！Aちゃん、行こ〜」
『はい…』
"ガチャ…"
DA「荷物どれ？あ、トイレはこの部屋の使っていいからね！僕は他の部屋の借りるから！あっ、これ見られちゃったよね…？あはは〜、Aちゃんの雑誌、こっそり飾ってたんだ〜。シウミニヒョンにずっとお願いしてたんだよ？Aちゃんのサインもらってきてって！でもシウミニヒョン、全然聞いてくれな 『あのさ』
っ、…え、…ん？あのさ…？」
『この際だからはっきり言うけど、あんまりしうちゃんにベタベタしてっとお前、……潰すぞ？』
DA「っ、…は…？」
『なにが同室だなにがヒョンだ。手のかかる弟だぁ…？ハッ、家族ごっこも大概にしとけよ。てめぇみたいなだらしの無い人間をしうちゃんが好きになるわけねぇだろ。しうちゃんが嫌々気遣ってくれてんのがわかんねぇのかよこれだからズブの素人は。どいつもこいつも、しうちゃんに金かけるわけでもねぇのに可愛がってもらおうなんてクソ生意気なんだよ胸糞悪い。私のしうちゃんと毎日同じ部屋で生活して、その上世話してもらうっててめぇ、……私に喧嘩売ってんの？』
DA「っ、いやいやいやいや！！」
『買うぞ。おら、かかってこいや。』
DA「だからっ！喧嘩なんて売ってないし！てかっ、…え、Aちゃん？いったいなんの話を…」
『私のしうちゃんに近づくなっつってんの！！しうちゃんは私のものだ！そして私もしうちゃんのものだ。私達は愛し合ってんだ。男だろうと女だろうと、私達の邪魔する奴は許さないっ！！』
DA「しう、…え？愛しあってって……えぇーー！？」
『私達は、そういう兄妹だ。』
DA「うそでしょ…え〜、まさかシウミニヒョンが……っ」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2017年10月21日 4時
