私、ATMなんで。18 (ページ36)

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_____て、…A……起きて？…A…」

『ッ………ン、……zzz』

XU「起きろって。」

"ペチン"

『ッ、んわぁ！！へっ、お兄ちゃん！』

XU「………おはよ。」

『お、お兄ちゃん、なんでっ…』

XU「なんでじゃないでしょ。」

『っ、…もう、バレたの…？てか今何時…まだ暗い…』

XU「夜中の3時。バレたのって…なんで言わないの？」

『………』

XU「ダニエルが教えてくれた……心臓、止まるかと思った。」

『っ、…ごめんなさい…』

XU「それは何に対しての謝罪？」

『………お兄ちゃんに、迷惑かけてっ XU「馬鹿。」

っ、……」

XU「違うだろ。謝るなら、俺にすぐ言わなかった事にだろうが。」

『………』

XU「俺ってそんなに頼りないの？なんでいっつも事後報告？なんでこんな一大事を、他人から聞かされなきゃいけないの？」

『違ッ、…違うよ、頼りなくなんかないよ！ただっ、…今回のことは、……あんまり、お兄ちゃんに知られたくなかったの…』

XU「なんで？」

『………』

XU「……俺が噂を信じて、Aを嫌いになるかもって？」

『っ、……』

XU「そうだよな。A、俺の言うこと全然聞かないで、あいつらの宿舎に行ってるもんね。」

『っ！！！…ち、違うよっ？あんな噂みたいなことっ、…してないよ？本当だよっ！わたし、誰とも付き合ったりしたことないし、それにっ、ペンの子に暴言なんかも吐いてないよ！本当だよ…っ！』

XU「本当に馬鹿。疑うわけないだろうが。」

『っ、……グスッ』

XU「………卵ぶつけられたって？怪我は？」

『ッ、(ブンブン』

XU「ハァ…………ごめん、俺のせいでもあるね。」

『っ、なんで！？違うよっ！お兄ちゃんは関係ないっ！』

XU「関係なくないだろ……MVとか、出させなきゃよかった。」

『っ！！』

XU「マネージャーなんてさせなきゃよかった……入社なんてさせないで、普通に大学行かせて俺と関係ないところに就職させて、…俺と関わらないところで生活させればよかった。」

『ッ、……や、…そんなこと、言わないで…！』

XU「……シスコンじゃなきゃ、よかった。」

『っ！！！』

XU「そしたら、こんな目に合わすことも無かった…ッ」

『ふぇッ……やぁ～、お兄ちゃッ、…ヤダよぉ～っ！そんなことっ、言わないでよぉ～ッ！』

XU「………」