私、ATMなんで。11 (ページ36)

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XU「………痛いのましになった？」

『まだ痛い…なでなでしてて』

XU「薬効かないな…違うやつ買ってこようか？」

『いいからここにいてっ、お兄ちゃんが側にいれば平気だから！』

XU「でも、痛いんだろ…？」

『大丈夫だもん…今度は腰なでなでして…』

XU「ん……飯は？食べれない？」

『ごめんね、お兄ちゃんお腹空いたよね？簡単なのでいい？すぐ作るよ。』

XU「ばか、寝てなって。俺は自分でできるよ。Aは？食べられそうなら作るよ？」

『お兄ちゃんの手料理…………食べる。』

XU「わかった。何がいいかな…軽い物の方がいいの？でも病気なわけじゃないもんな…」

『あーんしてくれる？』

XU「なんでだよ。」

『ゔぅ～っ、お腹痛いよぉ～っ！』

XU「………ハァ。わかったから、大人しくしてろ。」

『へへへっ、お兄ちゃん優しい！』

XU「お前が甘ったれだからだろ。」

『甘えるの駄目…？』

XU「………俺にだけならいい。」

「～～っ、お兄ちゃんッ！！！」

"ギューーッ！！"

XU「おわっ！？…っ、だから！勢い良く抱きつくなって！俺もそろそろ腰折れるぞ！」

『そしたら私が一生側で看病してあげるも～ん！お兄ちゃん好き好き大好きっ！』

XU「……お前、もう腹痛くねぇの？」

『…………イタタタタっ、あ痛っ、痛いよお兄ちゃ～ん！』

XU「嘘つけ！ほら、飯作りに行こ。俺も今日は手伝うから。」

『キャー！キッチンで愛の共同作業！なんかえろい！ハッ！お兄ちゃんのエプロン姿をおさめないと！バズーカ！カメラ出すから待って！！』

XU「待たない～」

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