私、ATMなんで。11 (ページ27)

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ヒョヌ「え…Aちゃん、こちらの方は…」

『来年デビューする犬。』

ヒョヌ「えぇーっ！？そうだったんですね！あっ、ご挨拶が遅れました！Aちゃんと同期で入社した、パク・ヒョヌと申します！よろしくお願い致します！」

BK「え、あ、こちらこそ！よろしくお願いします！ビョン・ベッキョンです。」

ヒョヌ「と言うこは…この食料は宿舎用とかかな…？」

『うん』

ヒョヌ「そっかそっか！Aちゃんお仕事中だったんだね！』

『そうだ。お前と違ってこっちは休日も働いてんだよ敬えよアイス買って来いよ。』

ヒョヌ「ハハッ、偉いねAちゃん。じゃあ車に荷物運んでアイス買いに行こう！ベッキョンさんも乗って行ってくださいね。他に必要な物は？」

『トイレットペーパー』

ヒョヌ「わかった。とりあえず車に！ベッキョンさん、お手伝いお願いします！」

BK「あ、ああ！はい！」

『ほんと使えるパクだわ～。どこぞのパクとは大違いだわ～。』

ヒョヌ「チャニョル君、だっけ？僕事務所で見かけたよ。めちゃくちゃイケメンだったね！」

『お前の目は節穴だ。』

ヒョヌ「あ、そうだ！Aちゃん、今ね、同期で一度集まって親睦会でも開こうかって話があるんだよ！部署とか関係なく、新入社員だけで集まろうって。Aちゃんも来てよ！」

『嫌。』

ヒョヌ「え～、同期と仲良くなるチャンスだよ？Aちゃんは最初から単独行動多かったし、僕以外の同期なんて知らないんじゃない？」

『そんなチャンス求めてねぇし。そもそも、男がいる呑みの席なんて、旦那が許してくれないし。』

ヒョヌ「旦那…あぁ、シウミンさん……そっか、Aちゃん未成年だもんね…残念だな。Aちゃんともっと仲良くなりたいのに…」

BK「………」

『私と仲良くなりたければ旦那を通せ。てかお前…そんなでかい図体して軽乗ってんの？』

ヒョヌ「ははは！安さで決めちゃったから！でもなかなか気に入ってるんだよ？」

『ま、身一つで来るよりはマシだわな。』

BK「お前な…っ」

ヒョヌ「迎えに来てくれるなんて優しいじゃん！…よしっ、なんとかつめたね。あとはトイレットペーパーと…アイスか！買いに行こ。ベッキョンさんは車で待ちますか？」

BK「…いや、俺も行きます。」

『アイスアイス～』

ヒョヌ「あっ、待ってAちゃん！迷子にならないでね！？」

BK「………」

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