私、ATMなんで。11 (ページ14)

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XU「お疲れ。待った？」

『ううん！全然待ってないよっ！今日も一生懸命、家庭の為に働いてくれてありがとう！お疲れ様！』

XU「Aはちゃんと仕事して来た？ほんとに帰って良いって？」

『もちろんだよっ！お兄ちゃんと約束したも～ん！』

ヒョヌ「………っ、あの！Aちゃん！？」

『あ…？なんだよパク。まだいたのか空気読めよ。』

ヒョヌ「あ、ごめん…」

XU「………A、知り合い？」

『知り合いっていうか……同期のパクだよ。新入社員。』

ヒョヌ「っ、初めまして！！広報部に配属になりました、パク・ヒョヌと申します！シウミンさん、よろしくお願いいたします！」

XU「あぁ、よろしくお願いします。妹がお世話になります。」

『お兄ちゃん、私お世話してもらう事なんてないよ？』

ヒョヌ「ねぇAちゃん！さっき言ってた彼氏ってっ、……もしかしてシウミンさんのこと！？」

『そうだけど。それ以外に誰がいんの？』

ヒョヌ「～～っ、よかった…ッ！」

XU「よかったって………A、兄ちゃん聞いてないんだけど？包み隠さずなんでも話すんじゃなかったの？」

『っ、ごめんねお兄ちゃん！！隠すつもりなんてなかったんだよ！？ただこんなモブの存在なんて忘れてただけで…っ！』

ヒョヌ「酷…」

XU「ふ～ん………パク君、これから頑張って下さいね。では、お先に失礼します。お疲れ様でした。」

ヒョヌ「はい！！ありがとうございます！頑張ります！お疲れ様でした！」

XU「A行くよ。」

『あっ、待ってお兄ちゃ～ん！』

ヒョヌ「Aちゃんまたねっ！お疲れ様！俺広報だし、これからも会う機会あると思うからよろしくね！」

『お兄ちゃんお兄ちゃんっ！スーパー寄って帰ろうねっ！確かニラが余ってたから～…』

XU「A、お疲れ様って言ってくれてるよ。」

『え？…あぁ、お疲れ。私達の時間邪魔したんだからまたコーラ買って来いよ。』

ヒョヌ「ハハッ、うん！わかったよ！気を付けてね～！」

XU「………よろしくしてたまるかっつーの。ほんと、パクって奴はどいつもこいつもいけ好かない……A、気を付けなきゃ駄目だよ？」

『へ…？あ、やっぱりチヂミよりチゲの方が良い！？でも鍋はこの間したばっかりだから…』

XU「………いや、チヂミでいい。」

『まかせて！お兄ちゃんの為なら何十枚でも焼いちゃうからねっ！』

XU「一枚でいいよ。」

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