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CY「あっ、ごめんびっくりさせて！気になって…さっき様子が変だったからっ、………え、なんで泣いてるの？どうしたの？！俺が泣かせたのっ？！」
『べつに、…ッ』
CY「A…？」
"ゴロゴロゴロゴロッ！"
『"ビクッ"………ゔぅッ……ふぇ』
CY「……もしかして、雷怖いの？」
『………』
CY「……雨も降って来たし、もっと激しくなりそうだよ？早く帰ろ！送るから！」
『嫌っ！外出たくないっ！
"ゴロゴロゴロゴロッ！！"
ヒッ！……ふぇ、…うぇ〜んっ！』
CY「A…大丈夫だよ！ここには落ちて来ないから！泣かないで…」
『ゔぅ〜っ……ヒック、…お兄、ちゃ〜ん…！』
CY「……ここにいても、今日はもう雨止まないと思う…タクシーで帰ろうよ！」
『………帰っても、お兄ちゃんいないもん…っ』
CY「あ〜、そうだったね…じゃあ実家の方に今日は帰ったら？」
『ママとパパは旅行行ってる……グスンっ』
CY「え、そうなの？……じゃあ、もう少しここにいる？あ、レコーディングルーム借りられるか聞いてみよっか！あそこなら防音だし！雷がおさまるまで待ってみようよ！」
『………お前、帰んないの…？グスっ』
CY「こんなA置いて帰るわけないじゃん！行こう！部屋空いてたらいいんだけどな〜」
"ゴロゴロゴロゴロッ！！！"
『ッッッ！！……ぅ〜…っ』
CY「わぁ、…今のは一番近かったね…。A、大丈夫だからね！」
『…しうちゃんに、電話したい…』
CY「っ、………うん、いいよ！」
『携帯、ない…貸して…』
CY「え、無くしたの？」
『たぶん、忘れただけ…』
CY「ちょっと待ってね、……はい！」
『……………"義兄様"ってなに。』
CY「えっ？！…あ、あぁ〜…ははは。ほら！早くかけて！」
『チッ…調子乗りやがって…』
"プルルルルル、プルルルルル………"
『………』
CY「…………出ない？」
『でない…ドラマの撮影中だから…』
CY「そっか…じゃあまた後でかけてみよう！とにかく部屋を… "ガチャ"
先生「お、お前らまだいたのか。もう閉めんぞー。」
あ、ヒョン！レコーディングルーム空いてませんか？」
先生「レコーディングルーム？今からか？もう今日はみんな帰ろうってなったんだよ。この後もっと荒れるみたいだからな。お前らも早く帰れ。」
CY「あ、そうなんですか…A、どうしよっか…」
『………』
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作者名：ATMs
| 作成日時：2017年3月26日 23時
