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XU「それに性格だって、そこまで言うほどか？ちゃんと家の事は率先してやってくれるし、料理だって上手いし、俺には愛想もいいし、いろいろ尽くしてくれるよ？ただちょっと、他人に厳しいだけじゃん。」
LU「ちょっとじゃねーし！いや、そこな。他人に厳しいところな。厳しいってかあれはもうただの理不尽。……ミンソガ、まんまと毒されてる。盲目にも程がある。ウチの妹自慢も良いけど、お願いだからもう少し現実見て。あんな湯水のように誰にでも毒吐いて回る奴の性格が、悪くないって？」
XU「…………正直なだけだし。」
LU「ハァ〜〜〜っ、こりゃ駄目だ。末期だ末期。シスコンも度が過ぎる。ミンソガがそんなんだと、ますますAが調子に乗るぞ！被害者が増えるんだぞ！」
XU「………別に、身内がちょっとくらい甘やかしたっていいじゃん…」
LU「だーかーらっ！ちょっとじゃねーしっ！！」
XU「そうかな〜？」
LU「………ハァ。ほんと、親友として心配だよしうちゃん………で？何かあった？」
XU「………何かって？」
LU「ずっと元気ないじゃん。」
XU「っ………元気ないわけじゃないんだけど……ハァ」
LU「なんだよ〜、どうせまたA絡みでしょ？いいよ、愚痴聞くよ？」
XU「ルハナすげーな。何でもわかるんだな…」
LU「とーぜんっ！俺を誰だと思ってんの！しうちゃんの親友だよ？ルーミン、シウルーの仲だよ？Aを騙せても、このるぅ様にはお見通しなんだからね！」
XU「いや、…大した事じゃないんだけど…」
LU「うんうん。」
XU「………アルバム、…見て…」
LU「アルバム？アルバムって…写真の？」
XU「うん。あのデカ犬が、ホワイトデーにAの為に作ったアルバム…」
LU「やっぱりな。ホワイトデーに関係してるとは思ってた。あの日しうちゃん電話くれてたし。出れなくてごめんね？仕事朝方まで続いてさ〜………え、てか作ったの？アルバムを？やること女子かよ。」
XU「ハートいっぱいで超カラフル。」
LU「ブッ！……それで？中見ちゃったの？なんで見るかな〜」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2017年3月13日 5時
