私、ATMなんで。9 (ページ24)

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『ただ今回は、そういうつもりじゃなくて…しうちゃんにちょっとでも疲れを癒して欲しいなって…。お背中とか洗ってあげたら気持ちいかなぁ～って…こんな素敵なところに連れてきてくれたお礼もしたかったし……でも、それだと私が嬉しいだけだよね！私がいたら、しうちゃん余計疲れちゃうか……ははは、ごめんね！私大浴場行ってくるよ！しうちゃんはここの露天風呂でゆっくりしてね！じゃあ！』

XU「っ、…A！」

『ん？あっ、浴衣ね！しうちゃんのタオルと浴衣、ここに出しとくね！着方はここに書いてくれてるよ！親切だね！』

XU「そうじゃなくて！……A、そのっ……そんなに言うなら……一緒に入っても、いい……よ…ッ////隠せよ？！ちゃんと隠してだぞ！！」

『………』

"カシャーッカシャーッカシャーッ！"

XU「無言で撮るなよっ！！」

『ハッ！無意識に私は何を…！しうちゃんが可愛過ぎるから！そんな照れてツンデレ満載に一緒に入ろうだなんてっ！可愛過ぎるからっ！どこのAV女優の処女作かと思ったよサイン欲しいよっ！なんて恐ろしい新人なの…っ！！』

XU「またお前はそんなっ、『入るっ！一緒に入る！！お背中流すーっ！』

…………イヤラシイ事すんなよ。」

『もっちろん！健全で癒しのある温泉タイムだよ！どうする？スク水とバスタオル、どっちにする？』

XU「…………バスタオルで。」

『はーいっ！じゃああっちで準備してくる！しうちゃん先に入ってていいよ！二人で入るにはちょっと狭いかな？でも良いよね！くっついてた方が、いろいろと良いよね！』

XU「………ねぇ、Aやっぱりっ "コンコンコン"

仲居「キム様失礼いたします。お連れ様がご到着されました。」

っ、……え？」

『え、なに？』

XU「誰か来たみたい…」

『誰かって誰？まさか、サセン…っ？』

"ガラッ…"

「わぁ～っ！すげぇー！最高じゃんこの部屋ー！」

XU「『っっっ！？』」

「畳良い～！景色もすっご！えっ！お風呂付いてんの？！露天風呂じゃん！やべー！」

『な、なんで…っ！』

XU「おい、なんでお前がここにっ、…お前何してんの？！なんでここにいるんだよっ、…

ルハン！！」

LU「へへへ～、……来ちゃったっ♪」

『ファーーーーッ！！！』

XU「あーしんどい、まじでしんどい。今からの事を思うとしんどい以外の言葉が出てこないしんどい。」

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