私、ATMなんで。9 (ページ23)

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『だって、私の裸見たり見られたりするのが恥ずかしいんでしょ？』

XU「っ、……そんなの、当たり前だろ！////」

『照れてる可愛い。それって…ちょっとは私の事、意識してくれてるって事だよね？』

XU「はぁ？！なんでそうなるんだよ！」

『だって、別に今さらでしょ？家族で兄妹で、別に今さら見た見られたなんて、騒ぐほどのことじゃないでしょ？』

XU「え、お前恥ずかしくないの？」

『うん。平気。そうやってしうちゃんが照れれば照れるほどなんか冷静になる。』

XU「………いやいやいやいやいや、無理無理！」

『えーっ！………もう～、しょうがないなぁ～、ヘタレなしうちゃんのために、用意してきてよかったよ。』

XU「ヘタレって……何を用意したんだよ。」

『えっとね～、………じゃーん！』

XU「…………水着？」

『本当は駄目なんだよ？水着なんかでお風呂入っちゃ。でもまぁ、部屋風呂で誰も見てないしね。まったく～、しうちゃんが駄々こねるから。』

XU「………なんでスクール水着なの？」

『え？だって私水着これしか持ってないもん。』

XU「え、持ってないの？」

『うん。海やプールなんて行く機会無かったし。そもそも行く友達いないし。』

XU「あ、ごめん。……じゃなくてっ！無理無理無理無理！なんか余計無理っ！」

『なんで？！水着着ても駄目なの？！』

XU「いや、その水着はアウトだって！」

『スクール水着だよ？世界で一番健全な水着だよ？』

XU「………それ着て入られるくらいなら、バスタオルの方がマシ…」

『うん、じゃあそうしよ！バスタオル巻いて入ろ！』

XU「っ、…や、待って！……ほんとに？本当に一緒に入るの…？俺と？」

『………そんなに嫌だ？』

XU「嫌って言うか駄目って言うか…」

『………そう、だよね……私となんて、無理だよね。いつもいつもしうちゃんの事イヤラシイ目で見てるような私なんかと一緒になんて、入れないよね…』

XU「イヤラシイ目で見てるんだ。」