私、ATMなんで。9 (ページ15)

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"ガチャ"

XU「ただいま～」

『ただいまー！』

XU「あ～腹一杯！あいつらと一緒のペースで食ってたら、俺の腹爆発する…苦しい～！」

『美味しかったね！しうちゃんありがとっ！』

XU「さすがにあの人数で食べ盛りの野郎共だと、高くつくな。」

『あ、領収書もらってきた？キム・Aで切っていいんだよ？その後私があいつらに請求するから。』

XU「なんでだよ。てか今日寒くない？体冷えた。ゔ～っ(ブルブル」

『ブルブルしうちゃん可愛い。暖房付けるね！しうちゃん、温かいの飲む？』

XU「飲む～」

『ジョンデちゃんが中国茶くれたんだよ。お花咲くやつ！彼氏のオススメなんだって。ほんと毒されてるよね～。お菓子もあるよ！えっと～、こっちはクッキーで～、こっちは～、』

XU「いや、俺もう入らない…」

『甘い物は別腹なのにー！』

XU「俺ダイエット中だし……それって全部あいつらからのお返し？」

『そうだよ！ホワイトデー！これのどこが30倍だっつーの！安く見られたもんだよまったく！まともなのはド・ギョンスくらいだ。』

XU「ギョンス何くれたの？」

『しうちゃんのマスターさんが撮った写真集！超かっこいいのほんと最高っ！』

XU「………」

『あとは～…カードくらいかな。高級菓子なだけマシ。』

XU「……やっぱり、今度またちゃんとしたお返しあげるね。」

『え？マシュマロくれたじゃん。あれで十分だよ？さっきも言ったでしょ！』

XU「だってなんか、あいつらと同レベって……ギョンスには負けてるし…」

『やだなにそれ張り合ってるの？ちょっとやめてよしうちゃん可愛過ぎるってまじで。』

XU「可愛いって言うな。」

『ほんっとに！あのマシュマロだけで十分嬉しいよ？ほら！写真にもちゃんと残したの！大事に味わって食べるからね！』

XU「………じゃあもう、兄ちゃんと買い物行かなくていいの？」

『えっ！？』