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『…………ハァ〜』
XU「あ、いた。」
『っ、…しうちゃん…』
XU「そんな所突っ立って何してんの？遅いから心配したじゃん。」
『ごめんなさい…見つけられなくて…』
XU「ベンチ座ってるって言ったでしょ〜。じゃあ行こ！お腹ぺこぺこ〜。何食べよっかな〜」
『………』
XU「………A？なんでそんな離れて歩いてんの。」
『え、…いや…別に……』
XU「…どうした？お腹痛い？」
『平気っ！なんでもない！』
XU「そ。じゃあ早く隣おいで。」
『………』
XU「……A？」
『バレると、まずいし…っ』
XU「何を今更……バレても問題ないって言ったろ？」
『だって！さっきは一人って…っ！』
XU「さっきって………あぁ、聞いてたの？」
『っ……』
XU「バレてもいいけど、わざわざ言う必要ないでしょ？」
『………あの子達に、大好きって言ってた……しうちゃん、好きになっちゃった…っ？』
XU「お前なぁ…ちゃんと聞いてた？俺は、"皆んな" 大好きって言ったの。アイドルのシウミンとして言ったの。それくらいわかるだろ？」
『……』
XU「何拗ねてんだよ……ほら、おいで」
"ギュッ"
『っ！！////』
XU「俺腹ペコなの。ぐずぐずしないで早く行くよ。」
『お、お兄ちゃんっ！手っ！/////』
XU「Aが遅いからこのまま引っ張ってあげる〜」
『だ、駄目だよっ！こんなところ見られたら…っ！』
XU「もう〜、うるさいなー！俺が繋ぎたいからいいのっ！」
『っ！？////』
XU「それに、今日はデートなんだから。手繋ぐくらい普通だろ。」
『っ、…』
XU「お、また大人しくなった。嫌なの？俺と手繋ぐの。」
『嫌なわけないっ！！』
XU「ん。じゃあAもギュって握り返して。」
『っ……////』
"ぎゅ…"
XU「フフッ、顔真っ赤。機嫌なおった？」
『………うん////』
XU「よかった。ヤキモチ妬くAも可愛いけどね〜。」
『ッッッ！？////…も、…ムリ…っ！心臓もたない！////』
XU「ブハッ！ほら、行くよ！」
『ふぁいっ////』
・
・
・
・
『______でなっ、その後の映画も最高でな！カップルシートで体が触れ合うくらいに寄り添ってな！何より映画見ながら終始お口ぽかんなしうちゃんが可愛いのなんのって！2時間しうちゃん見放題なんだぜ？！映画ってこんなに面白いんだな！』
LU「映画の楽しみ方間違ってるから。」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2017年2月20日 2時
