私、ATMなんで。7 (ページ10)

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XU「じゃあなルハナ、気を付けて帰れよ。中まで見送り行けなくて悪い。」

LU「ううん！わざわざ空港まで送ってくれてありがとう！またすぐ会いに来るから待っててね！」

『さっさと降りてさっさと飛び立て。』

XU「こらA」

LU「ほんっと最後まで口悪ぃな！お前がしうちゃんの妹でなければ、今頃海に沈めてるぞ！」

『ふんっ、成り金ヤクザめ。あー長い三日間だった。やっと解放されるー！しうちゃんも、せいせいするよね！』

LU「しうちゃんは寂しがってるに決まってるだろ！昨日の夜はるぅと離れるのが嫌で泣いてたんだぞ！起きたら目が腫れてたもん！」

『は～？ありえないんですけどー。言っとくけどな、お前がいない間にしうちゃん、お前の名前なんて一回も出してなかったんだからな。むしろ嫌いな動物聞かれたら真っ先に鹿って答えてたぞ！ざまぁ！』

LU「はぁ？！ありえないんですけどー！しうちゃん、るぅと話してる時はしょっちゅう一人っ子がよかったなーって言ってるんだぞ！むしろるぅみたいな弟が欲しいって！ざまぁっ！！」

『うっせぇくたばれっ！！！』

LU「お前がくたばれっ！！！」

XU「二人共くたばれ。小学生みたいな嘘言い合ってんじゃねーよ。お前らいくつだよ恥ずかしい。」

LU「るぅはこの低レベルな糞ガキに合わせて話してあげてるだけですぅー。」

『てめぇの精神年齢は私立園児に負けてっからなっ！！……でも、私のこと一番子供扱いしてるのはしうちゃんだよね…』

XU「え？…別に、子供扱いしてるわけじゃないけど…」

『何するにも危ない危ないって言うじゃん…』

XU「それはお前が本当に危ない事するからだろ。」

『信用してないんだね、私のこと…』