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『コーラ』
CY「はい…すぐに買ってきます。」
『はいじゃねーよ。ワンだろ、ワン。』
CY「わん…」
『お前は今から私の奴 隷だ。私の言う事は絶対だ。』
CY「なんか、普段と大して変わらないような…」
『それにしても、お前のヘタレ具合はなんなんだよいったい。野太い声で叫びやがって。一緒にいるのが恥ずかしいわ。』
CY「一緒にいてくれなかったじゃん！入って即効俺を置いてスタスタ先に行っちゃったじゃんっ！！」
『入って即効泣きわめくお前が悪い。腰抜かして動けなくなって、号泣しながらお化けに途中出口まで誘導されるって……そんなマヌケはお前ぐらいだ恥ずかしい。末代まで語り継がれる阿保エピソードだな。』
CY「だ、だってっ！怖かったよぉ…グスン」
『あ〜腹減ったな〜。先にお昼食べたいな〜。』
CY「あ、美味しいハンバーガーのお店あるんだよ！すっげーデカイの！そこ行く？」
『コーラと一緒に買ってきて。私ここにいるから。』
CY「えぇ〜！一緒に行こうよ！一緒に並んでお喋りしようよ〜！」
『あぁ？』
CY「………ワン」
『チッ。奴 隷の分際で口ごたえしやがって。』
CY「その奴 隷っていうのやめてよ…ちゃんと言う事は聞くから…。奴 隷なら、犬って言われてる方がまし…」
『犬がいいなんて、とんだマゾ野郎だな。あ、お前にぴったりなの売ってるぞ。ほら。』
CY「あ、犬耳カチューシャ！つける？！Aもつけようよ！お揃いで！」
『でもお前、もうついてるじゃん。宇宙人の耳。』
CY「これは自前っ！！Aもつけよ！ほら、こっちの犬耳はリボンついてる！女の子のだよ！」
『私は猫がいい。』
CY「えっ、つけるの？！猫つける？！Aがこういうのにノッてくれるとは思わなかった！！」
『郷に入っては郷に従えだ。どうせ遊ぶなら全力で遊びたい。人の金ならなおさだ。あとでポップコーンもバケツで買って。キャラメルと醤油バター。甘いのとしょっぱいの。』
CY「買う買うっ！じゃあ、先にカチューシャ買ってくるね！この猫でいいの？」
『うん。これは後々使える。しうちゃんに上半身裸でつけてもらって、猫じゃらしで遊んでるところをムービーで撮る。』
CY「いや…たぶん無理だと思うけど…。Aが猫なら俺も猫にしよっかな〜」
『お揃いは嫌。』
CY「あ、うん………ワン」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2017年2月2日 19時
