私、ATMなんで。6 (ページ39)

今日:15 hit、昨日:2 hit、合計:523,662 hit

283 ページ39

.

『あっ！今日お兄ちゃんのライブ、テレビで放送なんだよっ！去年のやつ！忘れてた！ここで見てもいい？！帰ってる時間ないから今日は泊まってもいい？！』

XU「いいけど、テレビでって有料のだろ？」

『うん！もう加入してるから！』

XU「え！いつの間に…」

『録画はギョンスがやってくれてるけど、リアルタイムで見ないと！お兄ちゃん一緒に見よう！』

XU「え～、やだよ…」

『ダメッ！一緒に見るの！！自分のライブ見ながら羞恥心に耐えるお兄ちゃんを私が見るの！』

XU「趣味悪い遊びしてんじゃねーよ！」

『やだやだ一緒に見ようよ遊ぼうよ！一緒に見てくれたらマネージャー頑張れるかもしれないっ！』

XU「お前はほんと……ハァ、わかったわかった。着替えてくるから大人しくしてろ。」

『イェーイっ！お兄ちゃんご飯食べた？！何か作る？！』

XU「いや、食べて来たよ。コーヒー入れといて。よろしく～」

『は～い！……ぐふふっ、しうちゃんとしうちゃんのライブを見れるなんて！贅沢の極みっ！

"ピンポーン…"

……チッ、誰だよ私達の時間を邪魔しやがる愚か者は。』

"ピンポーン…"

『はいはいわかったようっせーよ！空気読めないあなたは誰デスカー』

"ガチャ"

「あ、妹じゃん！やっほー！久しぶり！』

『………帰れっ！！！』

"バンッ！"

「あっ！おいコラ！開けろー！」

『なんなんだよなんであいつがいんだよありえねぇよ…っ！』

XU「A？誰か来たの？」

『へっ？！…あ、ううん！誰もっ、誰も来てないっ！』

「あ、しうちゃん？！おーい！しうちゃーん！開ーけーてーっ！」

XU「は？…え、なんで、」

『お兄ちゃん開けちゃダメっ！！ただのサセンだよ！危ないよ！』

「はぁ～？！誰がサセンだ！こんな可愛いサセンがいるわけないだろ！」

『ねっ？！めっちゃ危ないでしょ？！こいつヤバイ奴！お兄ちゃん無視だよ無視！！』

XU「A。」

『っ、…はい…』

"ガチャ…"

「しうちゃんっ！！」

"ギューッ！"

XU「おわッ！」

『あっ！馬鹿てめぇ！離れろっ！』

「嫌だよベーっ！しうちゃ～ん！会いたかったよぉ～！」

『こんの～…っ！！』

XU「こら、会って早々喧嘩しない。ほら離れて。まともに話もできないよ。」

『そうだ離れろ！そして帰れっ！』

「せっかく来たのに帰るわけないだろ！」

XU「びっくりした……連絡もなしに、急にどうしたんだ？…

ルハン。」