私、ATMなんで。6 (ページ13)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:523,650 hit

257 ページ13

・
・
・
・

"ダダダダダダダダッ、ガラッ！"

XU「Aっっ！！！」

『ん…？あ、しうたん♡』

XU「っ、…………は？」

『しうちゃ～ん！』

XU「え、…ん？は？」

先生「うん、…ミンソクごめん。一応連絡入れ直したんだけど、…見てないよな…」

チョン「すまん。焦って電話してしまって…ミンソク。この通り、妹は無事だ。」

XU「さ、刺されたって…！」

『そうなのお兄ちゃんっ！！ブスってされたよあの女まじ狂気だよ怖かったよギュウってしてっ！！』

XU「いや、……え？なんでピンピンしてんの…？」

『しうちゃんが守ってくれたの！』

XU「は？」

『これっ！雑誌！ここにグサって刺さってね！びっくりして気失ったけど、なんか全然痛くなくてね！救急車で目が覚めた！救急車初めて乗ったよ！離れててもしうちゃんは私を守ってくれるんだね！ふふふ、しうちゃんはやっぱり私のナイト様だ！好き！ますます好き！！増したわ～』

XU「そんな、ベタな…っ」

先生「ベタだよな。」

チョン「ベタ過ぎる…相手が女で力もなかったから、雑誌を貫通すらしなかった。本当に運がいい…」

XU「ハァ～～っ、……よかった…ッ！」

『あぁぁぁぁーーーーっ！！！！』

先生「っ、なんだよ！！」

『これっ！ここっ！穴空いてる！！しうちゃんのページ！チュウのとこ！穴空いてるっ！！我が家の家宝が……～～っ、ありえねぇ！殺ス！！あの糞アマ絶対殺ス！！』

チョン「写真で済んでよかったじゃないか…」

『あ、犬共に電話して！今コンビニパシらせて苺ウユ買いに行かせてるからっ、雑誌も買って来いって言って！！』

先生「その雑誌もうないんだろ？どこも売り切れって聞くぞ。」

『くっそ～っ！！もう家にあと99冊しかないのにっ！！』

先生「業者か。」