私、ATMなんで。6 (ページ12)

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『だってしうちゃん、私のこと大好きだもん。自慢のペンだって言ってくれたもん。』

ペン「～～っ、許さないッ！！！」

『許さないって…刺したりすんの？おい犬、出番だぞ』

CY「いやいやいやいやっ！A、謝って！！この子の気持ちもわかるでしょ？！」

『わかるよ。わかるから刺されるなって覚悟したんじゃん。私なら刺すもん。ぜってー殺すもん。だからほら、出番だぞ。』

ペン「殺スっ！！！」

BK「わぁっ！？ナイフ！！ガチじゃんっ！ガチのやつじゃんっ！！」

CY「待って待って！落ち着いて！！」

CH「危ない事はしないでっ、ねっ？！」

BK「ちょ、俺誰か人呼んでくるっ！！」

CY「っ、A！俺の後ろ隠れてっ、……A？危ないから離れて！Aっ！」

『………』

ペン「なっ、…何よっ！」

『刺して気がすむなら、…いいよ？私の夢は叶ったし、思い残す事はもうない………こともないけど。まだまだしうちゃんとしたい事いっぱいあったけど……でも、あんた見てると私を見てるみたいで、…なんか悲しくなる。』

CY「A…っ」

ペン「あんたにっ、…何がわかるって…っ！」

『わかるよ。私だって、しうちゃんを大好きな一ペンだもん。そんなの持ち出すくらい、あんたもしうちゃんの事しか考えられないんでしょ？』

ペン「っ、………ふぇ、…うぇ～～んっ！」

『うんうん、おもいっきり泣きな。泣いて忘れて、また今まで通り貢いで滾る日常に戻りな。』

CH「え、…なに…これ…」

CY「わかんない…」

ペン「うわ～～ん！シウミ～～んっ！好きだよシウミ～ん！うわ～～んっ！」

『うんうん、わかるわかる。私達は同士だ。戦友だ。そりゃあ、私の方がリードしてるけど？ただの勝ち組だけど？しうちゃんに唯一認められているペン代表の私にだって、一般ピーポーなただのペンの気持ちもちゃんとわかってるよ？よし、ハグをしよう。

"グサッ"

ッ、………え？』

CY「え、…？」

CH「Aちゃん…？」

ペン「ふぇッ、…あん、たがっ、…あんたが悪いのよっ！！…ゔわぁぁぁ～～っ」

『ゔッ……けっ…きょく、…刺すん……かい…っ』

"バタ…ッ"

CY「っ、Aーーー！！」

CH「Aちゃんっ！？きゅ、救急車！早く救急車っ！！」

…しぅ……ちゃ……っ、______

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