私、ATMなんで。3 (ページ26)

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"ひらっ…"

BK「ん…？おいA～、なんか落ちたぞ。なんだコレ…写真？」

『触るなぁぁぁぁあッ！！』

BK「わあッ！？なんだよ！拾ってやったんだろっ！」

『これは誰にも見られちゃいけない、しうちゃんのスキャンダラスな写真だっ！週刊誌にでもスッパ抜かれたらどうすんだよありがてぇッ！』

BK「ありがてぇのかよっ！お前、わざと落としただろ……これのどこがスキャンダラスなんだよ。ただの子供の写真じゃねーか。その男の子が先輩？ぷっくぷくじゃん。」

『そうだ。愛くるしいとはまさにこのことだ。あー可愛い。ぽっちゃりしうちゃんまじ可愛い。今も昔も変わらず推せる。ぶちゅ〜っ』

BK「へ～」

『…………へ～ってなんだよへ～って。僕は興味ないですけど？みたいな澄ました顔してんじゃねーよ。この写真見て他に言うことあんだろ、あ"ぁ？』

BK「なんで喧嘩腰なんだよ…いや、興味ないし。どうせあれだろ？その赤ちゃんはお前で、実は私のファーストキスはしうちゃんでした～ってオチなんだろ？チャニョルならまだしも、お前のファーストキスなんて興味ないし！」

『はぁ〜っ！？しうちゃんの唇と接吻したんだぞっ！？あのキングと！キスだぞキッスっ！もっと羨ましがれやッ！！』

BK「そっちかよっ！」

『私のファーストキスがすでにしうちゃんに奪われていたなんて！キャーーッ！しうちゃんったら！罪な男っ！/////』

BK「へーへー、ヨカッタデスネー。」

『あ、そうだ。責任取ってもらわないと。』

BK「アホか…」

『え、待って…と言うことはだぞ？しうちゃんのファーストキスの相手も、私ってことになるんじゃないか…っ！？』

BK「まぁ…それがキスに数えられるなら、そうかもな。」

『やばいやばいやばいっ！私はなんてことを！あのしうちゃんのファーストキスを、知らぬ間にとは言え奪っておいて今までのうのうと生きていたなんてッ……よっしゃ責任取らなきゃっ！！』

BK「オメデトウ。」

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