私、ATMなんで。-SS-〈7〉 (ページ47)

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LY「なんでそんなこと言うの〜。僕たち今浮気中だよ？デートなんだから仲良くしようよぉ〜。あ、手でも繋いじゃう？」

『っ、……そういうこと、冗談でも言うな。ジョンデちゃんが悲しむ。』

LY「え………フフ。Aちゃん、可愛いね。」

『だから！そういうことをッ、LY「わぁー！見てAちゃんっ！」

っ、うっせぇ！！いちいち名前を呼ぶな！！』

LY「壺！壺が売ってるよ！幸運の壺だって！すご〜い！金ピカだ〜！え？この壺に自分の名前を書いた紙とたくさんの水を入れて、一滴も溢さずタンゴを踊り切れば寿命が10年伸びるって…？たった5万円で！？お買い得！一つ買います！あ、でも…僕まだ韓国のお金に両替してなくて…え！カードでもいいんですか！？よかった！じゃあ、カード一括でッ、『馬鹿かてめぇわッ！！』

えぇ？急にどうしたの？馬鹿だなんてひどいよ〜」

『お前マジか？正気か！？今までどうやって生きてこれたんだ！？こんなもん嘘に決まってんだろーがッ！！』

LY「え？そうなの？でも、こんなにピカピカしてるよ？幸せになれそうだよ？あ、Aちゃんの分も買ってあげようか？ジョンデにもプレゼントしたいから、じゃあ全部で3つくださッ、『いらねーよッ！！さっさと行くぞ！！』

"グイ〜〜ッ"

あ〜、ちょっと待ってよ、引っ張らないでぇ〜」

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XU「_______で、連れて来たってわけか。」

LY「久しぶり〜」

『もう嫌だ。しんどい。なんで私がこんなバカのお守りなんか…！！』

LY「バカって誰のこと？」

XU「レイにまんまと振り回されたんだな。お疲れさん。」

『お兄ちゃ〜んっ、こいつあり得ないよ！壺だよ！？何万もする胡散臭い壺買おうとしたんだよ！？しかも3個も！！そんなベタな奴まじで存在すんのかよ！』

LY「だって、寿命が伸びるって…」

XU「レイ、Aがいて良かったな。そんな壺まんまと買ってたら、ジョンデにも呆れられてたぞ。で？なんで二人で買い物なんか…？」

『っ、勝手に！こいつが勝手について来たんだよ！』

LY「だって、せっかく来たのに一人なんて寂しいでしょ？」

XU「まぁ…今日な仕方ねーか。」

『え！？なんで！？なんで今日は仕方ないの！？』

XU「お前、レイが今日どうして来たのか知らねーの？」

『知らない。知りたくもない。』