私、ATMなんで。-SS-〈7〉 (ページ46)

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〈67〉僕と、浮気しない？ページ46

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"______107便ご搭乗のお客様は…"

LY「やぁ、久しぶりだね。お迎えありがとう。待たせてごめんね？飛行機が少し遅れちゃって。」

『おっせー。この私を待たせるなんていい度胸してんな。お得意の羊でも数えて寝こけてたんだろ。』

LY「フフ、Aちゃんは相変わらずだね。」

『さっさと行くぞ。あっちに車止めてるから。ていうか一人なの？マネージャーは？』

LY「一人だよ。だって今回は完全プライベートだも〜ん！さっ、早く僕をジョンデのところまで連れてって〜！」

『なんで私がてめぇーらバカップルの為にこんなパシリみたいなこと！』

LY「ジョンデちゃんの為なら、こんな面倒も引き受けてくれるんだね？ジョンデのこと、大事に思っていてくれて嬉しいな。」

『っ、……チッ！足代寄越せよな！』

LY「ジョンデ、レコーディング中なんだよね？見に行きたい！」

『それは無理。ジョンデちゃんに、絶対にお前を連れてくるなって言われてるから。』

LY「え！？」

『緊張するから見られたくないって。』

LY「えー！そんなぁ…」

『何時に終わるかわかんねぇーけど、あいつらの宿舎で大人しく待ってろ。』

LY「え〜……Aちゃんも、レコーディングに戻るの？」

『まさか！せっかく抜け出せたんだぞ。このままバックれるに決まってる！今日はしうちゃんがディナーデートに連れて行ってくれるから、それまでお礼のプレゼントを買いにぶらぶらショッピングだ！』

LY「ふ〜ん………ね、Aちゃん。」

『あ？』

LY「僕と、浮気しない？」

『はぁ〜？』

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『………』

LY「待ってよAちゃ〜ん。歩くの早いよ〜。あ、このワンピース可愛い〜。Aちゃんに似合いそうだよ！」

『………』

LY「あ、トッポギだ！Aちゃん、トッポギが売ってるよ！僕トッポギ食べたいな〜」

『………』

LY「ねえ〜、僕疲れちゃったよ〜。どこかで休憩しようよ〜。ケーキでも食べない？ねぇAちゃ〜ん、Aちゃんってば〜」

『っ、うるせぇなぁ！黙って歩けや！ていうか着いてくんなや！！』