私、ATMなんで。-SS-〈7〉 (ページ42)

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『だからー……チャニョルが、この写真を一ヶ月待ち受けにし続けたら、来月のアメリカツアーはあいつの金でお土産買い放題してもいいって。(ボソ』

LU「………。」

『タダで買い物ができてお兄ちゃんは嫉妬してくれる、こんな美味い話が他にあるかよ。一ヶ月経てばまた即行でしうちゃんの写真に戻すに決まってるだろ。あ、まだしうちゃんには言うなよ。今夜はもっと楽しむんだからな。(ボソ』

LU「………。」

XU「おい、何をコソコソ話してるんだよ…さっさと切ってギョンスにかけろ！」

『はーいっ！じゃあなクソ鹿。クソして寝ろよ〜』

XU「るぅ、おやすみ〜」

LU「っ、ちょーっと待て！お前らまじでいい加減にッ、"プツ"______

『さ、ギョンスにも聞いてみようねー？でもギョンスも、今回ばかりは私が正しいって言うと思うよ？それでもお兄ちゃん、拗ねちゃダメだよ？』

XU「いーや。ギョンスはるぅと違って馬鹿じゃないから、どっちが正しいかちゃんとわかるはずだ！それにギョンスは、今までもずっと俺の味方でいてくれた！ギョンスは、お前よりも俺が好きだからな！」

『いやいやいや、ギョンスが好きなのは私だよ？ギョンスの夢は、私のお婿さんになることだもーん』

XU「っ、……俺の方が、好きだもん…」

『え？』

XU「俺の方が！Aのこと好きなのっ！」

『えっ！？/////』

XU「(ブスゥ〜〜〜っ)」

『〜〜〜ッ/////』

"カシャーッ、カシャーッ、カシャーッ！"

XU「あっ、何撮ってるんだ！勝手に撮るな！」

『待ち受けっ！次の待ち受けにするから！今すぐ変えるからっ！！/////』

XU「じゃあもっと撮れ。かっこよく撮れ！」

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"…タッタッタッタッタッ"

『ちょっとお兄ちゃーん？いつまで寝てるのー！朝ごはんできてるってばー！お兄ちゃんが寝坊なんて珍し……あ、二日酔い？気分悪いのっ？大丈夫！？』

XU「………」

『もしかして……昨日の記憶ある？』

XU「ッ！！！/////」

『グッフッフッ！忘れられなくて残念だったね！ほら、待ち受けはちゃんと昨日のお兄ちゃんに変えたから安心して？大丈夫！照れることなんて何もないよ！昨日のお兄ちゃんもすーっごく可愛かったよごちそうさま！じゃあ早く起きて来てね！スープ冷めちゃうから〜！』

"タッタッタッタッタッ…"

XU「〜〜〜ッ、死にたい…！/////」

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