〈63〉ハイ、低評価ー！ ページ20
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"これは人間と、人間じゃない者との物語"_____
_____…イン、…起きてジョンイン。もう夜だよ…
KA「ッ、………おはよ、チャニョル兄さん…」
CY「おはよ。今日もジョンインが最後だ。」
KA「今、何時…」
CY「8時過ぎ。」
KA「え、もう8時…？」
CY「日が沈むのが遅くなったから。起きる？それとも、今日は寝ておく？」
KA「………起きるよ。あーあ…今日は日が沈む前に散歩に行きたかったのに…」
CY「そうだったの？じゃあもっと早く起こせば良かったね。でもジョンイン、今日は特に顔色悪いから…」
KA「それはお互い様じゃない？」
CY「フハッ！それもそうだ！ベッキョンとジョンデが、街に買い出しに行ってくれたんだよ！だから今日のご飯は豪華なんだ！今ギョンスが作ってくれてるから、いっぱい食べて少しでも体力つけようね。」
KA「うん……街に出て、二人は大丈夫だったの…？」
CY「あの二人だぞ？今日もいっぱいオマケもらって来たって！」
KA「ハハ、すごいや……先にシャワー浴びたい。」
CY「一緒に入る？」
KA「ううん、大丈夫。」
CY「何かあったらすぐに呼ぶんだよ。」
KA「フフ…ありがとう、チャニョル兄さん。」
CY「着替えの服、俺が選んでおいてあげる！」
KA「いつものシャツでいいよ。」
CY「えー！たまには派手なの着ればいいのにー！」
KA「派手にしてどうするんだよ、僕達は隠れて暮らしてるのに。」
CY「そうだけどさー！昔はジョンインも、おしゃれを楽しんでたじゃんか…」
KA「……昔は、だよ。」
CY「………はい、杖はここだよ。」
KA「ううん、いらない。」
CY「だめ。いくら屋敷の中だからって、何があるかわからないから……ちゃんと持ってて。」
KA「兄さん達は、本当に心配性だね。」
CY「だって心配なんだもん…」
KA「わかったよ。ちゃんと持ってるから安心して。先に食べてていいからね。」
CY「待つよ！みんなで食べるんだから！ちゃんと髪乾かすんだぞ！めんどくさいなら、俺がやってあげるから！」
KA「ハハっ、はーい。」
"カツッ…カツッ…カツッ…"
CY「………さっ！俺もギョンスの手伝いしよー！」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2023年6月5日 7時
