私、ATMなんで。-SS-〈7〉 (ページ14)

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『ちゃんと責任ある行動する。騒ぎも起こさないし、チャニョルにも迷惑かけない。』

XU「………部屋にも入れない？」

『入れない。』

XU「………俺にヤキモチ妬かせてまで行くんだから、楽しんでこないともっと怒るぞ。」

『っ、うん！お兄ちゃ〜ん！』

"ギューーッ"

XU「ッ、………ハァ〜〜っ。」

『ごめんね…？』

XU「わかったから。もう寝れるのか？」

『寝れるよ！』

XU「じゃあ先に寝てて。」

『え！お兄ちゃんどこ行くの！？』

XU「ちょっとチャニョルに電話してくる。」

『え！？……ハハッ！うんうん、お兄ちゃんから私を奪おうとする悪い奴は、いっぱい懲らしめないとね！』

XU「お前が言うなっ！悪いのはどう考えてもお前の方だぞ！チャニョルの方がまだ信用できるんだからな！」

『えー！何それひどーい！』

XU「チャニョルはヘタレだし、釘刺しとけば馬鹿なことはしない！問題はお前だ！無知で無鉄砲で、いつだって相手を困らせるのはお前だろ！いくら好き合ってる相手とは言え、相手は男なんだからな！考えなしに、チャニョルを惑わせるようなことするんじゃないぞ！」

『そんなことしないよぉ…』

XU「嫌なことは嫌と、はっきり言うんだぞ！お前が嫌がれば、チャニョルは何もしてこないんだから。」

『まぁ、そうだろうね……嫌がれば、ね。』

XU「え？」

『ふわぁ〜〜っ、横になったら一気に眠くなってきた…お兄ちゃん、お説教もほどほどにね〜。おやすみ〜……zzz』

XU「……………っ、え！？待て待て！最後のどういう意味！？嫌がればって何！嫌がるんだよな！？おいっ！起きろA！いつからそんな悪い子になったんだ！？ちゃんとお兄ちゃんの目を見て約束しなさい！こらA！Aーーっ！」

『zzz………ぐふふっ』

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