私、ATMなんで。-SS-〈5〉 (ページ31)

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SU「僕たちも準備を手伝おうか。」

CH「はーい！」

BK「俺はゲームセッティングする係〜！」

SE「僕はゲームの電源を入れる係。」

XU「じゃあ俺はそれを見守る係。」

SU「君たちね…」

XU「二人は先に手洗っておいで。」

KA「『はーい』」

XU「手洗ったら、プレゼントだぞ〜」

KA「っ、え！ヒョンから！？やった！」

『お兄ちゃんありがとうっ！』

XU「お前には無ぇよッ！」

『え！？なんでこいつにだけ！？』

XU「誕生日だからに決まってんだろーがっ！」

『っ、貴様！私の許可もなく誕生日なんか迎えた挙句に、お兄ちゃんに貢がせるなんてどういうつもりだッ！！』

KA「無茶言わないでよ…」

XU「馬鹿なこと言ってないで、さっさと洗ってきなさい！ちゃんと洗うんだぞ！お前の汚れた部分を全部洗い流してくるんだっ！先に行ってるからな！」

"バタン！"

『っ、……なんか、悪口言われた気がする。』

KA「気のせいだよ…」

『またお兄ちゃんに怒られちゃった…こうなったら、完璧で可愛いダンスを踊って、もっとお兄ちゃんを私の虜にさせるしかない！というわけで、私は一人で踊るから。』

KA「えー！一緒に踊ろうよ〜！」

『お兄ちゃんに見てもらうならフルで踊る。あのギャル共よりも完璧に踊って、誰よりも可愛いって褒めてもらうんだ！さっきみたいな適当なダンスをされちゃ、足手まといだからな。』

KA「今度はちゃんとやる！もう大丈夫！」

『お前サビしか踊れないだろ。』

KA「だから教えて！すぐに覚えるから！絶対失敗しないからっ！誕生日にヌナとダンスができたら、俺もっともっと幸せだから！」

『………あいつらがおひねりを投げたくなるくらいの可愛いダンスが、お前にできるのか？』

KA「できる！」

『仕方ねぇな……誕生日だから、レッスン料は免除してやる。時間もないから、いつも以上にスパルタで行くぞ。』

KA「はいっ！」

『目標おひねり額は2万円だ！さっきもらい損ねた分、きっちり回収するからな！一番のカモ、チャニョルへの目線は多めで！自分が一番特別だと思い込ませるんだ！』

KA「はいっ！ヌナ、俺頑張るよ！」

『また一つ成長したところ、あいつらに見せてやれ。』

KA「イエスマムッ！」

XU「っ、馬鹿言ってないでさっさと洗ってこいってば！！」

KA「『はーい』」

2023.1.14 Happy Kai Day♪