私、ATMなんで。-SS-〈5〉 (ページ17)

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CY「やっぱりクリスマスは、大好きな人と過ごさなくっちゃ！」

『……………今だって、ちゃんと好きな奴と過ごしてるけど。』

CY「ッ！？/////………やめてッ……手が出ちゃうからやめて…ッ！//////」

『急にそんな、無理だろ…いきなり行っても怒られるだけだ…迷惑かけたくない…』

CY「迷惑？あのシスコンが、Aを迷惑がるって？」

『っ、…でも…』

CY「行こうよ。Aが大好きなお兄ちゃんと、Aを大好きな俺と３人で、特別なクリスマスを過ごそうよ。ね？」

『……………行く。』

CY「よしっ！ヒョン絶対驚くよ！楽しみだね！」

『………チャニョル。』

CY「んっ？」

『ありがとう。』

CY「えっ……ううん！Aが喜んでくれるなら、俺なんだってしちゃうもんね！」

『もう、特別だからな。』

CY「え…？」

『初めてだから……好きになってから一緒に過ごすクリスマスは、今日が初めてだから……もうとっくに、今日は特別だから。』

CY「ッ！？………うん……うんっ！俺もだよ…すっごく特別！A、ありがとう！大好きだよ！」

『声でかい。早くチキン買って、しうちゃんに会いに行くぞ。』

CY「そうだね！スタッフさん達も合わせたら、結構な数になるよね…」

『私今日、一人で二羽はいけると思う。』

CY「わかった！あそこのチキン屋でいい？俺買ってくるね！」

『じゃあ私はあそこの店で、しうちゃんに着せるミニスカサンタの衣装買ってくる。』

CY「ノリノリだねっ！」

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『もぐもぐもぐもぐっ』

XU「え、そのイヤリング……俺があげたやつじゃないよね…？」

『あ。』

CY「しまった…！」

XU「………へぇ？そういうこと。わざわざ同じプレゼントを当て付けて？俺に対抗しようってわけ……ふ〜ん？」

CY「違う違う違うっ！滅相もない！たまたまっ！たまたま被ったんですよっ！！」

『チャニョルが、どうしてもつけろって…』

XU「ほう〜？」

CY「裏切り者ーーッ！！」

『しうちゃんしうちゃんっ！これ着て！しうちゃんの為に買ってきたんだよ！出して！その真っ白でカモシカのような美しい足を、私だけの為に出して！悩殺して！ミニスカシウタクロースになって〜！』

XU「絶対嫌。」

『じゃあ私が着ちゃお〜』

CY「えッ！？/////」

XU「絶対駄目ッ！！」

2022.12.25 Happy Xmas Day ♪