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『今回だけ特別だ。しうちゃんの妹役なんてもう二度とできないからな。次からは、何が何でも私がぶっ潰すんだから………だから、しうちゃんの妹を……世界一幸せな妹役を、存分に楽しめよな……ッ』
ジミン「………Aさん、たくさん泣いたんですよね？涙の跡が…」
『泣いてない。』
ジミン「もしかして、シウミンさんとも揉めたりしたんじゃ…」
『………』
ジミン「やっぱり……任せるって言ってくれたけど、本当は嫌なんですよね？我慢してるだけですよね？私、このお仕事は大好きです。まだ子供だからって、遊びでやってるつもりはありません。でも……Aさんに嫌われてまで、続けたいと思いません。」
ジミマネ「ジミンっ！？」
BK「どんだけ好きだよこいつのこと…」
CY「ぐぬぬっ…」
ジミン「Aさんは私の憧れなんです。好きなものは好き、嫌なもの嫌と、自分を貫き通すAさんが大好きなんです。だから、私の為に我慢なんてしてほしくありません。痩せ我慢なんて、Aさんには似合わない。Aさん、私も一緒に戦います。妹役の話なんて、私達の手でぶっ潰してやりましょう。」
ジミマネ「あなた何言っちゃってんの！？」
ジミン「私まだ子供だから、常識とかわかりません。」
CY「開き直った！」
BK「目が本気だ…」
CH「あぁ、どんどんいけない方向に…」
SU「このままだと、ジミンさんの女優人生が…！」
『………ジミー。』
ジミン「はい！」
『私、お前が好きだ。』
ジミン「えっ！？/////」
CY「えぇぇぇぇぇッ！？」
『ジミーのこと好き。そういう好きじゃないけど……好きなものは好きだから、この役はジミーにやらせる。』
ジミン「っ！？……Aさん…ッ」
『ジミーにやらせるって私が決めたんだ。それでも断るって言うのか？』
ジミン「…………本当に、いいんですか？」
『うん。ジミーがいい。』
ジミン「っ、……今までで一番、良い演技をしてみせます。Aさんに認めてもらえるっ、妹を演じてみせますっ！！」
『そういう暑苦しいのはいらないけど、しうちゃんの足引っ張ったら許さないからな。』
ジミン「はいっ！頑張ります！ありがとうございますっ！」
ジミマネ「ハァ……何が何だか全然わからないけど、とにかく良かったわ…」
ゴリ「どこも似たようなもんだな、マネージャー業なんて…」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年12月9日 4時
