〈41〉ヨ〜シヨシヨシっ！ ページ1
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『待って！私はっ、…私はずっと好きだった！』
SU「っ、……君には、あいつがいるじゃないか…」
『それはっ！……わかってるでしょ？あの人のことなんてっ………私が本当に好きなのは…ッ！』
SU「もう、遅いんだっ…………さようなら、愛してる。」
『っ！！……待って……イヤッ……行かないで！私を一人にしないで…！もう、貴方以外…何もいらないのよっ……愛してる！愛してるの！私にはっ、…ジュンミョンだけなのっ！！』
SU「ッ、……………Aっ！」
『ジュンミョナ…ッ！』
CY「っ、カーット！カットカット！！なんで本名なの！？お願いもうやめてッ！！」
BK「迫真かよ。」
『どうだったー？』
CY「ただの台本読みだとわかっているのに、俺の胸はどうしてこんなにも張り裂けそうに痛いんだ…ッ！」
『ヒャーッヒャッヒャッ！超ウケるんですけどぉ〜！ヒャーッヒャッヒャッヒャッ！』
BK「魔女かよ。」
DO「Aちゃん、いつも台本読み手伝ってくれる時は、あんなに力入ってないけどな。」
SE「わざとだよ。チャニョリヒョンを傷つける為だけに、わざと迫真の演技をしたんだよ。」
CH「ほんと、人をイジメることに関しては手を抜かないよね。」
SU「急に本名で呼ばれるからびっくりしちゃった！」
CY「とか言って、ヒョンもAって呼んでたじゃんっ！」
SU「いや〜、Aちゃんの迫真っぷりに釣られちゃって！Aちゃんが付き合ってくれて助かるよ！」
CY「俺、あんな熱烈に愛してるなんて言われたことないのに……ていうか愛してるなんて言われたことないっ！！グスッ…」
KA「どんなドラマなの？ドロドロ過ぎない？」
BK「かつて愛を誓い合った二人が引き裂かれ、再会した頃にはお互いすでに親の決めた婚約者が……っていう、ベタベタな財閥ものストーリー。」
CH「おぼっちゃまの役か。スホヒョンにぴったりじゃん。」
SE「臭すぎるよ。演技が大袈裟すぎる。」
SU「え、そうかな…？」
DO「そんなことないよ。上手だった。ヒョン、撮影頑張ってね。」
SU「ありがとう！ギョンスも僕と同じタイミングで映画の撮影だね。お互い頑張ろうな。」
DO「うん。」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年12月9日 4時
