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『足プルプルさせながら怯えてたバンビちゃんが、イキがってんじゃねーよ。』
LU「お前もプルプルしてんじゃん。贅肉、揺れてるぞ？」
『ほらね？こんな風にちゃんと喧嘩してるし、ちゃんと普通に嫌いだから安心して？』
LU「普通に傷つくわ。」
XU「………嫌いは言い過ぎ。」
『じゃあ仲良し。』
XU「仲良しも言い過ぎ。」
LU「しうちゃん何がしたいの？」
XU「っ、うるさいなー！ルハンが悪いんだろ！ルハンが急に来くるから悪いんだ！」
LU「えー…」
『そうだそうだ。さっさと出ていけ非国民。』
LU「今日もここに泊まるんだから出ていかないの！」
『泊まるなんて誰が許可したんだよ。』
LU「誰って、しうちゃんが……あ、今日はまだ許可取ってなかったな。でもまぁ、当然いいに決まってるだろ。俺らはルーミン、シウルーの仲なんだぞ？親友を追い出すなんて、そんなことしうちゃんがするわけ…」
XU「………」
LU「え？泊めてくれないの？え？いつもより大人しくしてるのに？しうちゃん酷い…」
『飛行機の時間調べてやろうか？』
LU「帰らねーよ！俺明日からこっちで仕事だから。」
『じゃあ泊まる所探してやるよ。ゲストハウスでいい？』
LU「誰がバックパッカーだ！」
『言ってねーよ。』
XU「………」
『あ、ごめんね！仲良くしてるわけじゃないよ！そんな不安げな可愛いお顔しないで？』
LU「しうちゃんから見たら、今のも仲良さげに見えるの？末期だな。」
XU「だってなんか、いつもと違うじゃん…」
LU「『そうか？』」
XU「っ、………あ、そうだ。俺Aに、土産買って来てたんだった。コンビニ寄ったから、適当に甘いのを買って来てて…冷蔵庫入れないと。」
『ほんと！？わーい！ありがとう！お兄ちゃん大好き！』
XU「………一緒に食べる？」
『食べるぅ〜！』
LU「そう言えば、俺も土産買って来てるんだった〜」
『ハッ！それは…ッ！！』
LU「お、やっぱお前知ってるんだな。これ人気なんだろ？あっちでいつも行列ができてるエッグタルトなんだけど、馬鹿兄妹の為にってマネージャーが買って来てくれたんだ〜。この店、韓国にはまだないんだってな。北京限定の味もあるって。」
『やったーっ！私これ、すっごく食べたかったの！嬉しい！よくやったぞクソ鹿！さっすが私の金ヅル！』
XU「っ、…私の……」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
