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XU「もしかして風邪？マフラーしてるし…なんか顔も赤いぞ？」
DO「少し、熱っぽくて……あっ、すみません！ヒョンに移したら大変だ！」
XU「いや、俺のことは気にしなくていい。撮影までまだ30分あるんだろ？横になってろよ。この部屋寒くね？暖房付けねーの？あ、ここ医務室あったよな。連れてってやろうか？」
DO「フフッ」
XU「え？」
DO「あ、ごめんなさい。兄妹で同じこと言うんだなって思って。Aちゃんもさっき、そうやって心配してくれたんです。本当は優しいところ、そっくりですね。」
XU「本当はってなんだよ……そう言えばA、どこ行ったんだ？」
DO「僕の為に、毛布を取りに行ってくれてるんです。」
XU「そっか。ごめんな、体調悪い時に押しかけて。Aが戻ったら俺は帰るから。」
DO「そんなっ！帰らないでください！ヒョンが側にいてくれた方が、早く元気にっ、ゴホッゴホッ！」
XU「こらこら、落ち着けって……じゃあ、ギョンスの撮影までここでコーヒーでも飲ませてもらう。」
DO「ありがとうございます！コーヒー、僕がいれますね！」
XU「いやいや、だからお前は寝てなさいってば……でもソファじゃゆっくり寝れないよな。クッションもないし………よし。俺が枕になってやるよ。」
DO「えっ？」
XU「ほら、ここに頭乗せて。膝枕〜」
DO「っ、えぇ！？/////」
XU「早く。」
DO「いやっ！そんなっ、無理です！ヒョンを枕にするなんてっ、そんな罰当たりな…！/////」
XU「いいから、おいで。」
"グイッ"
DO「わッ！/////」
XU「ハハッ、男に膝枕してやるなんて初めてかも。」
DO「〜〜〜ッ/////」
XU「…………お前、ほんとに大丈夫か？耳まで真っ赤だけど……これは確実に熱あるな。毛布まだかよ…A遅ぇな〜」
"ガチャッ"
『お待た〜。今日の差し入れは、行列のできる高級タルト店のフルーツタルトだった〜。まだ30個はあったから、10個はくすねられるな。でも私が思ってた匂いとは違ってぇええええええ〜〜！？お兄ちゃん！？』
XU「よ。毛布もらってきたか？」
『なんでお兄ちゃんがっ！？ていうかなんでギョンスはお兄ちゃんの膝で寝てるの！！これはどういうこと！？浮気かッ！！』
XU「シー！ギョンス熱あるんだから、撮影まで静かに寝かせてやらないと！」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
