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XU「自分ん家に帰ってきて何が悪い。」
CY「だって！今日は帰って来ないって！」
XU「だから、"今日"は、帰って来なかっただろ。」
CY「へっ…？」
XU「もう日付は変わってる。今はもう、"明日"だ。」
CY「いまはもう、あした……………っ、騙したな！？」
『私嘘なんて言ってない。』
CY「俺はてっきりっ、帰って来ないことがヒョンからのプレゼントだと思って…！」
XU「あぁ、そのつもりで呑みに出たんだ。誕生日くらい、良い思いさせてやろうって。」
CY「まだ誕生日を迎えて30分しか経ってませんけど！？」
XU「30分も、やっただろうが。Aにも帰る時間は伝えてたぞ。」
CY「そうなの！？A知ってたの！？」
『うん。そもそも朝帰りなんて、私が許すわけないだろ。』
CY「っ、……」
XU「お前を信用した俺がバカだった。好きだと言ってる相手に、こんな怖い思いをさせるなんて……A、大丈夫だったか？」
『怖かった！やめてって言ってもやめてくれなかった！！』
CY「っ、………Aからチュウしてきたくせに。」
XU「あ…？」
『違うっ！私そんなことしてないよお兄ちゃん！』
CY「嘘つき！！Aから2回目のチュウしてくれたんだもん！それで俺は、あ、やっぱりそういうことなんだな。今日で童貞卒業できるんだな。って思って！！」
XU「あ"ぁん！？」
『してないっ！私チュウなんてしてない！こいつが勝手に盛り上がって襲ってきたんだ！全部こいつが悪いんだっ！』
CY「そんなっ……Aの裏切り者〜！」
XU「………ま、本当のことはビデオを見ればわかる。」
CY「『ビデオ…？』」
XU「あそこ。あそこにビデオカメラ仕込んでおいた。」
CY「『えぇッ！？』」
XU「まぁ、元々仕込んでたのはAだけど。今日は出かける前に、俺がスイッチを入れておいた。あれを見れば、俺がいない間に何があったのか全部わかる。」
『っ、待ってお兄ちゃん！隠し撮りなんてひどいよ！！プライバシーの侵害だよ！？』
XU「お前が言うな。」
CY「そのデータ俺にくださいっ！！」
XU「お前は自分の置かれている立場にもっと危機感を持て。ハァ……ほんと馬鹿だな、お前達は。」
CY「『ごめんなさい…』」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
