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CY「あぁ〜っ、Aからのプレゼントがぁ〜…」
『いいじゃん、プレゼントはこれだけじゃないんだし。』
CY「っ、用意してくれたの！？」
『まぁ、一応………目、つむって。』
CY「えっ！？なっ、なんで！？/////」
『いいから。』
CY「ちょ、え！？そういうこと！？プレゼントってそういうこと！？もう始まっちゃう感じ！？/////」
『さっさとつむれよ。目刺すぞ。』
CY「はい。」
『………お兄ちゃん以外へのプレゼントに、こんなに悩んだのは初めてだったから、気に入ってくれるかなってちょっと不安……でも、お前の為に一生懸命探したんだ。』
CY「っ、A！Aからのプレゼントなら、なんだって嬉しいに決まってッ、『目閉じてて！』
はいっ！………A、俺はバカみたいに優しいんでしょ？そんな俺が、大好きなAからのプレゼントを、喜ばないなんてありえないよ。でしょ？」
「………わかってるよ。でも、せっかくなら心から気に入って喜んでほしいじゃん……好きな奴の好みもわからないじゃ、両想い失格だろ…？」
CY「失格なんて、誰がそんなこと言ったの！？そんなのただの誤審！A、もっと自信持ってよ！俺に愛されてる自信を、もっと持って！俺の前でも、自信で満ち溢れてる強いAでいてよ！そんなAが大好きだから！」
『っ、…………手、出して。』
CY「はいっ！」
『よかったら、部屋の隅にでも飾ってくれたら嬉しい……はい。』
CY「ッ、ありがとう！一生大事にっ、……………………え？」
『綺麗だろ？探すの苦労したんだ〜。最近ってあんま落ちてないよな、つるつるの石。』
CY「石……」
『10分も探し歩いて超疲れたし。』
CY「10分……」
『…………お前言ってたよな？私からなら石でも嬉しいって。喜ばないなんてありえないって、言ったよな？欲しかったんだよな？石。』
CY「…………………………うん。ちょうど欲しいと思ってたんだ、このくらいの大きさの石……わー…すごい…つるつるだー…嬉しいなー………グスッ」
『ブッ！ほら見ろ！なんだっていいなんて嘘じゃん！』
CY「っ、嘘じゃないよ！嬉しい！超嬉しいっ！ちゃんと飾るよ！貝殻の横に飾るから！Aありがとうっ！」
『…………やっぱ、バカのつくお人好しだな。』
CY「この、なんとも言えないフォルムが可愛いねっ！」
『フハッ！もういいって。冗談。』
CY「えっ？」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
