私、ATMなんで。-SS-〈4〉 (ページ32)

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XU「不満なんてないよ。でも、ベクとは最近ゆっくり話せてなかったからさ。そろそろまた、深めに釘刺しておこうと思って。」

BK「え？釘…？」

XU「この写真、さっきルハンが送ってきたんだけど……これ、今日のお前らだろ？」

BK「『ッ！？』」

XU「手なんか繋いで、お前らは本当に仲良しだな〜。いいな〜、俺も混ぜて欲しいな〜」

『いやっ、違う！私は嫌だって言ってるよっ！？』

BK「俺だって繋ぎたくて繋いでるんじゃないよ！？捕まえてないと、こいつがすぐにいなくなるんだって！よく見て！反対はジョンデが繋いでるから！俺だけじゃないからっ！」

XU「お前ら３人、裏チベシなんて言われてるんだって？ファンも付いて、人気あるらしいじゃん。そーかそーか、年寄りはさっさと出てけってか。ふ〜ん、へ〜？」

BK「っ、思ってない思ってない！そんなことちっとも思ってないって！」

XU「写真が撮られるようなところで、よくもまぁ堂々と。こういうことはやめなさいって、何度も何度も言ってると思うんだけどな〜」

BK「『っ、……ごめんなさい。』」

XU「俺は優しいから、お前達が忘れる度に何度だって思い出させてやるよ？飯食いながら、ゆっくり話そうや。な？」

『わ、私！今日はあまりお腹空いてないかも…』

BK「あっ！そう言やギョンスが、ご飯作って待ってるって言ってたような…！」

XU「逃げたら本物の釘刺すぞ？」

BK「『はい。』」

XU「買ってくるから、ちょっと待ってろ〜」

『……………お前のせいだぞっ！』

BK「ルハニヒョンのせいだろっ！ていうか裏チベシとか、なんで知ってんだよ！詳し過ぎだろ！」

『何かある度にあの糞鹿がお兄ちゃんにチクってるんだ…』

BK「あのヒョンは暇なのか！？」

『お兄ちゃん、今日はお酒飲むって言ってた…』

BK「うーわ、長い上に同じ説教繰り返しされるやつ…」

『今日は楽しいデートになると思ってたのにっ……やっぱりお前のせいだ！お前に会わなきゃこんなことにはならなかった！』

BK「俺に会わなきゃお揃いのキャップ買ってもらえなかったんだぞ！」

『うっさいバーカ！』

BK「バカって言う方がバカだバーカ！」

『ヤーヤーヤー！』

BK「ワーワーワー！」

XU「仲良しですね。」

BK「『いーえ全然！』」

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